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岡山の後楽園は、「来て良かった~」…小豆島の旅その③

2018-04-03 23:22:38 | 旅行
岡山城と旭川

小豆島最終日は9時50分発のフェリーに乗るために、9時の送迎バスを予約したら、なんと自分ひとりだけだった。昨夜は結構大勢の泊り客を見た気がするが、団体さんばかりで、家族、個人客は少なかったのかも知れない。宿を出るとき、若い仲居さんが小走りで近寄ってきた。「お土産を頂いて本当にありがとうございます。これは些少ですが、地元の素麺です」と、素敵な笑顔。そして、見送りで姿が見えなくなるまで手を振ってくれた。

最近は、旅に出るとき、いつも伊勢の名物・赤福餅を持参しているのだ。これが凄く好評。赤福餅は全国銘柄だが、賞味期限が2、3日しかないから地方では買えない。だから、重宝しているのだ。赤福餅は伊勢名物だが、新大阪の駅売店ではどこにでも置いている。

最終日は岡山市の観光に終始した。これまで、岡山は仕事や旅行で通過するだけの街だった。米子、松江市の山陰方面、高松、松山、高知市の四国方面の乗り換え口として、駅には降りたが、街に出ることはほとんどなかった。しかし、ここには日本三名園の後楽園と岡山城がある。いい機会だから、街中も歩いてみよう、そして、いつもどうり、食堂で昼飲みをしよう。

岡山城と後楽園は市内を流れる旭川の対岸に向かい合っていた。岡山城を取り巻くお濠とか、城内の雰囲気は良かったが、天守閣は歴史が感じられない。焼失前の岡山城の写真を見るとうつとりするが、今の城は1966年に再建されたようで、臨場感に乏しかった。これは大阪城もそうだが、大阪城は深いお濠や大きな門、石垣など圧倒的スケールがそれをカバーしている。

そこから橋を渡って後楽園に行く。後楽園は、日本三名園の一つで、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星に認定されている。さすがに園内は美しく、「来て良かった~」感があった。ちょうど桜が満開で、外国の方も多かった。めずらしく?白人系の観光客の方が多かったと思う。これはミシュランガイドの影響かも。

行きも帰りもバスを使わず歩いた。汗をかきながら、岡山駅前の「24時間営業」の古びた食堂に入る。そして、「ビール!」と一言。これ、これ、これが楽しみで旅をしている。肴はイカの刺身に枝豆、関西風のもつの煮込み。ビール3本に、ハイボール2杯飲んで帰りの新幹線に飛び乗った。大阪に帰ったら夕方から飲み会があり、翌日は11時から花見の宴会もある。これは大変だ。体が持たない。ユンケルの高いやつを飲んでおこう(>_<)


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