満天の星空が見たい!

温泉旅がメインの生活。酒とグルメとミステリ小説、ごくたまに失恋の話。

自分は、ノーマルな人間だと信じているけど?

2017-09-18 23:42:00 | 人間
新潟県新津市の新津温泉は、温泉マニアには欠かせない日帰り温泉で、石油臭がする。

毎晩、布団を叩く(はたく)人  今のマンションに引っ越して8年くらいになるけど、ほとんど毎晩、12時過ぎくらいに布団を叩く人がいる。それも布団叩きを使っているのだろう、バン、バン、バンと音がする。今住んでいるマンションは、オール1LDKだから、そんなに広くなく、埃も立ちにくいと思うが、その人はよほどの潔癖症か、ダニ嫌いなのだろう。おそらく、毎日布団を干しているか、乾燥機を使っていると思うが、いつも入念に掃除をして、部屋の中もピカピカなんだろうな~一度その部屋を見てみたい。いや、逆に見たくないかも(笑)

寿司屋の看板にいたずらしたい! まあまあ大きい川があって、立派な橋が架かっている。でも、橋の向こうはあまり行ったことがない。ただ、休日に別の交通網を使うときにその橋をよく渡る。その橋のたもとに、「秀寿司」という寿司屋さんがあって、店の暖簾の上に、ひ・で・寿・司という文字だけのネオンがきらめいている。その寿司屋は、大きな水槽があり、真鯛やハゲ、アワビやサザエなどが泳ぎ、新鮮さをアピールしている。それを見る度に、一度行かなくては!と思うのだが、なかなか行く機会がない。しかし、その横を通るたびに思っている、ひで寿司のネオンの真ん中に、「え」を入れたいなと!「ひ・で・え・寿・司」、まだ自分も子供みたいないたずら心が残っている(笑)

ビートたけしさんについて ファン、信奉者には申し訳ないが、この人を面白いと思ったことがない。時々見る土曜日のニュース番組で、昔ながらのギャグをしたり、被り物で登場したり、いろいろやっているが、それを見て笑わなければならないゲスト陣が気の毒に思う。「ハ、ハ、ハ」と一応笑っているが、フリーズドライ、顔が引きつっている。毎週この番組に出たら、顔面神経痛になるのではないかと、心配する。そう思っているのは、俺だけかな?あと、前にも書いたことがあるが、三谷幸喜の映画もまったく駄目である。

ストーカーの闇 自分の知り合いのまたその知り合いにストーカーらしき男がいる。彼はたまに我々の飲み会に参加するが、その中にうちの会社のスタッフの女の子がいたりすると、「彼女可愛いつすね~」と感想を漏らす。それからは、驚くほどの辛抱強さでひたすら次の機会を待ち、じわじわ彼女に接近する。そして、彼女の職場などに偶然を装って現れ、「ああ、久しぶり!」などと、その存在感をアピールする。その彼女が訴えてきた。「気持ち悪いんです、怖いんです」と。これはいかんと、彼を連れてきた先輩格の人間に訴え、電話してもらうと、「俺は何も悪いことしていませんよ」と常套句を言い、「彼女は俺に惚れていますよ」と宣う。その自信、勘違いにストーカーの闇を知る。これはいかんとその先輩に、「出入り禁止」を宣言させた。今のところ何もないが、ずっと彼女を見守っていくつもりだ。彼は、ストーカー前科3犯らしい。おお、こわ!



運転免許は、信じてはいけない(笑)

2017-09-16 23:14:51 | 旅行
阿賀野川沿いの温泉宿、新潟県咲花温泉、「碧水荘」。大河のように落ち着ける宿だった

鹿児島空港に無事到着。そして、近くのレンタカー店に行く。男3人旅行なので、軽自動車を選択。そして運転手が運転席に座った。その姿を見てびっくりした。まるで遊園地のゴーカートに乗るスタイル、つまり座席深く座り、足を伸ばす感じで、スピード勝負のF1のようだった。そしてその男はアクセルを踏んだが、いきなりのノッキング。ウイーン、ウイーン、ゴト、ゴト…音にすればこんな感じか。

「すみません、久しぶりに車に乗ったので…」と苦笑した男に聞いた。いつ以来の運転?、「家では近くのレンタルビデオ屋に行く程度で、それでも3か月ぶりかな」、遠出はしたことがあるの?、「いや、今回が初めてです」、フ~ン、トオデハハジメテ?

男3人の旅だったが、今の時代では珍しい、運転免許を持っているのは彼だけだった。普通、運転免許を持っている=運転が達者と考える。しかし、彼は明らかに経験不足だった。「高速で一気に指宿まで行く予定だったけど、とりあえずローカルで運転に慣れようか」と、言ったのは正解だった。鹿児島空港からややそれて、あまり車が通らない道を走った。車線は5メートルぐらいあったが、なんと左のガードレールをこすったのである。

「(゚д゚)!」…。おいおい、大丈夫か、まったく車が通っていないのに、ガードレールに接触するか普通…。

それからが地獄だった。とにかく、指宿方面に向かおうということで、一般道を走ったが、彼のスピードは30キロぐらいで、たちまち後続がつかえる。後ろの車からはクラクションの連続である。その度にレストランや休憩所などの敷地に入り、車の流れが途切れた時に車線に入る走り。なんとか鹿児島市内まで行き、「もうあかん、駅近くにレンタカー屋さんの支店があるみたいだから車を返そう。それから電車で指宿まで行こう」と提案したが、その運転手は、「いや、なんとかなりそうです。勘が戻ってきました」と、宣った。彼は、自信家の傾向がある人物だった。

しかし、彼の走りは変わらなかった。相変わらずのF1スタイルだったが、スピードは30キロを超えない。指宿までのローカル線は海よりの一車線の国道、たちまち後続がつかえ、クラクションが鳴る。その時に助言した。「30キロやからうまく操作できんのと違うか。いっそ50キロにスピードを上げてみろ」と。「そうします」と、彼はアクセルを踏んだ。するとどうだ、スムーズにハンドルが切れているではないか。今までは思い切りが足らず、何もかもが中途半端だったのだ。

それからはあっという間に指宿に着いた。「宿へ行こうか」と言うと、「Mさん、今日は開聞岳を見る予定だったのでは?」と言うから、「明日にしよう、君も疲れただろう」と言うと、「いや、完全に運転のペースを掴みました。任せてください」と自信家の彼が言うので了承したが、これが最大の過ちだった。

「まずはたばこを喫わせてください」と彼は煙草をくわえ、ライターで火をつけたが、気流の関係で顔を左に曲げたのがいけなかった。そのままハンドルを左に切り、車は歩道へ乗り上げた。そしてスピード標識に激突!「ど~ん」という音が鳴り響き、標識はぐにゃりと曲がり、車のバンパーはあられもない形になった。ぶら~んとぶら下がっている。

「なんだ、なんだ」と、近くの住民が出てきて珍しそうに我々を眺めた。その中のひとりが、「心配しなくてもいいよ。ちゃんと警察に電話したから」と、にやにや笑っている。やがて警察が来て事情聴取、そして鹿児島市からレンタカーの人も呼んだ。

「保険に入ってて正解でしたね。標識、車の破損で5万円で済みます」、「はあ」、「明日の朝、別の車を持ってきますので、また楽しい旅を続けてください」、「いや、車はもういいです」、「えっ?旅行中の事故はよくあることですし、また明日から気持ちを切り替えて」、「いや、車は絶対要りません。迷惑です」、「…?」

この夜、酒飲み三人が飲んだアルコールはビール2本で、それも2本目はほとんど残っていた。7時に食事をして、就寝したのは9時過ぎと異例の早さだった。3人とも疲労困憊、目を開けているのがつらかった(笑)次の日は霧島温泉泊だったが、電車とバスで移動、「ああ、なんて楽なんだ。景色もゆっくり見えるし、のんびり過ごせるなあ」と、3人はやっと旅を満喫していた。

抱かれたくない男ランキング~蛭子能収で笑った

2017-09-03 23:58:15 | 人間
瀬波温泉から遠く、粟島が見える

暇に任せて、ネットサーフィンをしていると、「抱かれたくない男2017」という記事に当たった。なんでも、出川哲朗が、アンガールズの田中卓志にトップを奪われ、陥落したとある。キャラ的にそれは大問題!とあった。まあ、嫌われキャラで売るなら、2位は中途半端な順位なんだろう。それで、3位以下は…と見ていくと、第5位に木村拓哉…。フ~ン、これは本当は大好きなんだけど、現実的にかなわない夢、どうにもならないジレンマが反対票になったのではないか…と分析しながら次を見ると…。

第10位、「蛭子能収」!これは笑った。約10分間、大笑いである。途中でトイレに立ったが、その時も笑いは止まらなかった。そのほか、3位の江頭2:50や、7位中岡創一(ロッチ)の気持ち悪い系は同意せざるを得なかったが、まさか蛭子さんがランクインしているとは思わなかった。なぜなら、こういう企画で蛭子さんの名前は出ないと思っていた。それが出たということは、これは女性の「本音」である(笑)

蛭子さんとは、ボートレースのイベントやなんかで何回も一緒に仕事をしたが、本当にクールな方である。「自分の子供をかわいいと思ったことがない」と、公然と言えば、世間は、『またまた~そんなことを言って~本当はやさしいくせに~」と思いがちだが、彼は本当にそう思っていて、テレビの前でも堂々と語る。

でも、最初に会ったときは、「えへ、蛭子です」みたいな、イメージ通りの姿で、その辺はプロである。しかし、「いい人」はキャラで、本当は現実的で文句が多い。ただし、その文句は間接的で、つぶやきみたいなものだが…。

昔、一週間に5日ぐらい通っていた大阪ミナミのスナックに、馴染みの芸人さんがよく来ていた。関西以外の方にはあまり馴染みがないかも知れないが、「横山たかし、ひろし」という松竹系の漫才師さんがいて、お金持ちのお坊ちゃん漫才が好評だった。たかしさんの、「金持ちですまんのお~」というギャグはいつも笑いの渦で、金ぴかの衣装が印象的だった。

そのたかしさんが、たまにカラオケを歌う。若い人は知らないと思うが、一世を風靡した二葉百合子さんの大ヒット曲、「岸壁の母」である。

「母は来ました。今日も来た。この岸壁に今日も来た~」と言う、京都の舞鶴港で中国からの復員を待つ母親の悲しい歌だ。これを彼は涙を流しながら歌う。鼻ずるずるで、「悲しいのお~」と、本気で涙を流して歌っている。

これに母性愛を感じるのだろう。彼は女性によくモテる。果たしてこれは計算なのか、本音なのか、その辺りは全く分からない。だって、誰も客がいない時でも彼はこの歌を歌いながら泣いているのだ。





一人旅のハイライトは、「ランチ」である⁈

2017-09-01 23:05:54 | 旅行
行きたいランチの店がたくさんあつた村上市。絶対また訪れる!

今年は今までで一番多く一人旅をしている。➀山口県長門地方、金子みすゞの旅、➁東北みちのく(鳴子温泉)から奥の細道(山形県鶴岡市)への旅、➂高知県二大清流(四万十川、仁淀川)の旅、④長崎県島原半島の旅、そして新潟県村上市の旅…。その他二人旅(いずれも男性…泣)を2度、旅行の日数を計算すると、なんと33日、一か月を超えるのである。この状況の中で、今年一番の目標が、「貯金」なのだから笑わせる。

先輩は、「行き過ぎやで」と言うが、2か月に一度くらいの割合である一週間以上の休日を、チマチマ家で過ごしたくない。自分の趣味は、居酒屋巡り、B級グルメの発掘、ミステリ小説ぐらいだが、それを一度にまとめて経験できるのが「ひとり旅」なのだ。

基本は昔、日曜の朝に放映されていた一人旅番組、「遠くへ行きたい」である。いや、ちょっと待て!調べてみると今も日曜の朝7時から放送されているらしい。朝7時は今の自分にとって爆睡時間帯であり、まったく知らなかったが、1970年から番組は延々と続き、紀行旅番組ではダントツの長寿番組とあった。そうだったのか、まさかこの番組が今でも続いているとは…。いやあ、素晴らしい!久々の感動だった。

「遠くへ行きたい」という番組のテーマ曲は、最初の旅人である永六輔さんが作詞した。作曲は中村八大で、世界的ヒット曲の「上を向いて歩こう」のコンビである。自分もこの曲を口ずさみながら旅の街中を歩いている。「♪遠い町、遠い海、夢はるか、一人旅…」、一人旅の基本は街中を歩くことだ。ただひたすら歩いて、その町の空気、臭いを嗅ぐ。これが実に楽しい。

そして街角の食堂で一杯飲み、地元グルメに舌鼓を打つ。前にも書いたことがあるが、自分の一人旅の最大の楽しみは、知らない街でのランチである。これに集約される。温泉も、夕食も最強のランチの前ではかすんで見える。

9月は仕事が混んでいて、おとなしくせざるを得ない。しかし、10月は一週間級の休みが2度ある。さて、どこへ行こうか?今のところ、宮崎、鹿児島か、秋田、青森が候補。青森に行けば47都道府県制覇だが、これは先に置いておきたい気もする。まだまだ楽しみを失くしたくない?