まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

40周年行事の報告②

2017-11-29 15:12:05 | 文庫のページ
   11月11日(土) 内田麟太郎さんの講演会を終えて
                          参加者42名
(中学生1・大人41名)
 今回もたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。 
 中学1年生のゆき君が、春日部市からお母さんと一緒に参加してくれました。1歳半の時に内田さんの絵本『えんまとおっかさん』が大のお気に入りでした。参加してくれてありがとう。
 富山からも、かつての仲間が駆けつけてくださって、うれしい再会をいっぱいいただきました。
 パンフレットを作成しながら、内田さんの作品の多さに改めて驚いています。内田さんから寄贈していただいた本だけでも文庫には100冊以上ありました。内田さんが子どもの本の世界に入ったのは1977年頃。私が文庫を始めた頃と同じで、40年になるとのことですが、多い時には1年間に10冊以上も出版しています。すごいエネルギーですね。
 子どもの本を書き始めたいきさつも、処女作『さかさまライオン』が長新太さんのさし絵で出版されたいきさつも、とても興味深いお話でした。西村繁男さんはじめ、たくさんの画家の方との出会いや絵本作りの様子も、女川町で震災にあった神田さんとの出会いで誕生した絵本『なみだはあふれるままに』についても、たくさん語っていただきました。継母の方との様々な葛藤、想いについても触れてくださいました。最後に、郷里、大牟田に内田さんの絵本美術館を作ろうという動きがあるといううれしいお話も伺いました。笑いの絶えない楽しい講演会でした。サイン会の後の囲む会にもたくさんの方が残ってくださって、楽しい時間を過ごしました。

   11月26日(日) アイリッシュハープのコンサートを終えて
                           参加者26名
(こども6、大人20名)
 パストラル・ハープ奏者の横山恭子さんをお招きして、アイリッシュハープの演奏をお聞きしました。ふだんは患者さんのベッドサイドで弾くことが多いそうです。ハープの柔らかなやさしい音色に包まれ、とても心地よい時間を過ごすことができました。アイルランドの音楽の持つ独特の調べも美しく、心に残りました。
 「ウェールズの子守歌」「アメイジング・グレイス」「庭の千草」、アイリッシュ音楽から「南の風」「フォギーデュー」、「赤とんぼ」などを演奏していただきました。小さなハープを2台お持ちくださったので、最後は3人の子どもたちが「キラキラ星」の演奏に挑戦しました。大人もハープに触れるという貴重な体験をさせていただきました。肩に感じたハープの重みと、木の持つやさしいぬくもりが心地よかったです。
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