まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

寄贈本のコーナー

2016-06-22 16:21:09 | 文庫のページ
寄贈本
ありがとうございます。
◆内田麟太郎さんからいただきました。
『ぼくだってトカゲ』 内田麟太郎/市居みか 文研出版2016.5
 トカゲのしっぽが主人公の愉快な話です。トンビに狙われたトカゲはしっぽをちょん切って逃げ出します。しっぽは「ぼくだってトカゲ」と念じます。すると不思議なことが起こります。絵もいいです。生へのエネルギーがあふれています。
◆舩渡佳子さんからいただきました。
『ボノボとともに -密林の闇をこえて―』
       エリオット・シュレーファー ふなとよしこ訳 福音館書店 2016.5
 舩渡さんは仙台在住の翻訳家です。3年かけて訳された本です。内戦下のコンゴで絶滅種のボノボを守る人々の感動の物語。夏休み、アメリカに住む14歳の少女ソフィーは、ボノボを守るため保護センターを立ち上げたコンゴ人のママと過ごすため、コンゴにやってきます。そこで思いがけなくも内戦に巻き込まれたソフィーは、たった一人でボノボを守るために行動を起こします。中学生にお薦めです。

内田麟太郎さん、
    児童文化功労賞、おめでとうございます!

 5月、日本児童文芸家協会第55回児童文化功労賞を受賞なさいました。内田さん、おめでとうございます。文庫には内田麟太郎さんの絵本、詩集、物語がたくさんあります。すべて内田さんからの寄贈本で、内田さんのサインが入っています。
 内田さんとの出会いは、かつて私が関わっていた「宮城子どもの本を楽しむ会」で内田さんをお招きしたことがきっかけです。2003年秋のことです。それからずっと新刊が出るたび、送ってくださっています。会は2005年に活動を終えるのですが、その後も送り続けてくださっています。もう10年以上になります。本当に感謝しています。
 内田さんと一緒に工藤直子さん、田畑精一さんも児童文化功労賞を受賞なさいました。工藤さんも田畑さんもかつて「宮城子どもの本を楽しむ会」でお招きした方で、とてもうれしいです。
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