まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

あそびの学校とレンゲの会 11月

2017-11-08 16:16:32 | 文庫のページ
 あそびの学校
          11月18日(土)10:30~12:30

   <大人向けの講座>年8回の講座です。    *参加費200円
おりがみでクリスマスのリース・ミニサンタを作ります。
昔のあそびは、あやとり(もちつきぺったん・蚊・4段ばしご・あさがお)です。
  *毎回15分、詩やわらべうた、手遊び、絵本の紹介をしています。
次回は 2018年1月20日(土) クリスタルドロップ・おりがみでくす玉(3枚・6枚)を作ります。昔のあそびはあやとりです。(紙芝居・菊の花・はたおり)

レンゲの会
          11月27日(月)10:00~12:30

   月1回、子どもの本についておしゃべりしています。どなたでも参加できます。
トーベ・ヤンソンの「ムーミン」シリーズ(講談社)を取りあげます。
次回は2018年1月29日(月) 『王への手紙』トンケ・ドラフト 岩波少年文庫

11月27日(月)レンゲの会の後で  12時半から〝ご苦労さん会″をします。
 7月29日の「夜のおはなし会」から始まった文庫の40周年記念行事も、11月26日のアイリッシュハープのコンサートですべて終了します。ご協力いただいた皆さまに心より感謝します。お忙しいことと思いますが、27日(月)12時半から〝ご苦労さん会″を持ちたいと思いますので、お出でいただけたらうれしいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寄贈本 11月

2017-11-08 15:30:40 | 文庫のページ
寄贈本 ありがとうございます。
◆佐藤真弓さんからいただきました。
 『コロボックルの小さな画集』 村上 勉 講談社 2015
 村上さんのコロボックルの絵が大好きな人にはうれしい画集です。面相筆を使ったやわらかい線描にペインズグレー系の一色を加えたすてきなコロボックルの絵を楽しめます。コロボックルの約束事を守りながら、物語からはなれて描いたコロボックルの絵もたくさん紹介されています。
 佐藤さとるさんと村上さんの出会いも興味深いです。小さなコロボックルを描くということがどういうことか、3センチの寸法でコロボックルを描くと、頭は約8ミリ、手は3ミリ、その指先の爪は0.5ミリになるそうです。丸ペンで描いていて腱鞘炎になってしまったことなど、興味深いことがたくさん語られています。
◆角田の堀米薫さんからいただきました。
 『あぐり☆サイエンスクラブ 秋と冬 その先に』 堀米 薫 新日本出版社 2017
 シリーズ3作目。完結編です。
 あぐり先生のサイエンスクラブで春から米作りをしてきた5年生の学たち3人は、いよいよ収穫の秋を迎え稲刈りに挑戦します。白米になるまでの過程も、稲刈りの後の田んぼのことも知らないことばかりです。
 わらべうたにもあるように、お米ができるまでには「八十八の手間」がかかるのだと改めて思います。子どもにも大人にも読んでほしいシリーズです。角田で牛を育て、米を作っている堀米さんだからこそ書けるすごい作品です。
◆内田麟太郎さんからいただきました。
 『たぬきのたまご』 内田麟太郎・詩集 銀の鈴社 2017
 49編の詩が載っています。楽しい言葉遊びの詩もたくさんあります。「今月の詩」で楽しんだ「うし」も載っています。思わず笑ってしまう詩、心の深いところから悲しみがこみあげてくる詩など、すてきな詩がいっぱいです。
◆阿部純子さんからいただきました。
 『アイちゃんのいる教室』(2013) 『アイちゃんのいる教室 3年1組』(2015)
 『アイちゃんのいる教室 6年1組にじ色クラス』(2017)
 文・写真 高倉正樹 偕成社
 読売新聞の記者である高倉さんが仙台市の小学校に通うアイちゃんの6年間を取材して、2010年から読売新聞宮城県版に連載した記事がもとになってできた本です。
 アイちゃんは体が小さく、他の子に比べてできないことも多く、いろいろなことに時間がかかるのですが、普通学級でがんばる元気な女の子です。そんなアイちゃんとクラスの子どもたちとの関わり、担任の先生との関わりなど、障がいを持った子どもと一緒にクラス全体が大きく成長していく様子を丹念に写真と文章で紹介した本です。子どもたちにも、親や先生たちにも読んでほしい本です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月の行事 報告

2017-11-08 14:34:09 | 文庫のページ
10月14日(土)
   岡田淳さんの講演会を終えて

           参加者41名(小学生2名・中学生2名・高校生1名・大学生2名・大人34名)

 20周年の時も30周年の時もお出でいただいた岡田淳さんにまたお出でいただくことができて、本当にうれしかったです。小学生の時に岡田さんの作品をたくさん読んだ中学生・高校生・大学生・そして社会人になった20代の人まで参加しての、文庫らしい講演会になりました。
 今回は、最近作『きかせたがりやの魔女』や『森の石と空飛ぶ船』ができあがるまでの興味深いお話をお聞きしました。「おどりば」についての捉え方がユニークでおもしろかったですね。12巻で完結した「こそあどの森」のシリーズについては、読者としてはいつかまたスキッパーに会えることを楽しみにしたいと思いました。「好きな本はあなたの味方になってくれる」というすてきなメッセージもいただきました。


10月15日(日)
   大人向けおはなし会を終えて

                      参加者24名

 午前の部では10人の方が語り、午後の部でも7人の方が語り、盛りだくさんのおはなし会になりました。17人の方が選んでくださったお話はどれもその人にぴったりのお話で、とても楽しませていただきました。
 遠くは愛知県の大府市から藤本さんと大学生のお嬢さん、市川市から吉田さん、吉田さんのお友だちの山下さんは柏市から来てくださいました。
 社会人になった20代の高野めぐよちゃんは盛岡から駆けつけてくれました。小学生の時に初めて文庫で語ったおはなしを語ってくれました。
 「おはなしきんきらこ」の3人の方にも、今回、初めて文庫で語っていただきました。
 たくさんのお客様をお迎えできて本当にうれしかったです。お昼の懇親会ではテーブルいっぱいのお料理が並んだところで、うれしいサプライズがあり、驚きました。手作りのケーキとろうそくで、思いがけず文庫の40周年のお祝いをしていただきました。ありがとうございます。
 午後の会が終わってからも4時半までコーヒーを飲みながらおしゃべりを楽しみました。山下さんからは皆さんの語りが自然体で暖かく、こんな楽しいおはなし会は初めてという、うれしい言葉をいただきました。

10月28日(土) 2:00~5:00
   子ども市を終えて

                       参加者54名(子ども21名 大人33名)

 今年の秋は、40周年記念の行事が多く、思うように子ども市の準備ができずどうなることか心配でしたが、たくさんの方々のおかげでなんとか子ども市を開くことができました。ありがとうございます。
 50種以上の手作りの品が並び、食べ物コーナーも盛況でした。子ども以上に大人の参加が多く、ありがたく思いました。
 初めて来てくださった方や久しぶりに来てくださった方など、思いがけない出会いをたくさんいただきました。第2部のおはなし会にも、第3部の手作りにもたくさんの方が残ってくださって、5時まで楽しい時間を過ごしました。
 売り上げは 52,590円 でした。 大事に使わせていただきます。ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする