AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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回り道せず、直接頂上を目指す 人の心に灯をともす 5503より 写真はMさんからいただいたプレゼント...

2023年10月20日 | 
【回り道せず、直接頂上を目指す】5503




小林正観さんの心に響く言葉より…



何か特殊な仕事をしたいとします。

例えば画家になりたい、絵を描いて暮らしたい。

そのときに、この学校へ行き、だれか師匠に師事をし、なんとか展に入選をしなければ画家になれないんだと思ったとします。

その人は、この山を登り、あの山を登り、すべての山をこなしていかない限り、富士山には登ってはいけない、富士山の頂上には立てないのだと思っているのです。


しかし、画家を志すのであれば、いきなり名刺を作って「画家」というふうに入れてしまえばよいではありませんか。

そして、その画家の名刺を半年も配り続けているうちに、ここのところに絵を描いてくれとか、ここにちょっとさし絵を描いてくれとか、ここにちょっと絵を飾りたいんだとかという話が必ず飛び込んできます。

そこに自分が美術学校へ行ってないから、芸術大学へ行ってないから描けませんというのではなくて、その回り道を経ないでも、なりたいもの、やりたいものを全部いきなりやってしまう。

つまり、名刺に書いて、名刺を配ってしまうというやり方があります。



一般常識的には、基礎をやったほうがいいのでしょうが、基礎をやったからといって、絵は好まれるわけではありません。

基礎をやっていない人でもじゅうぶんに絵が上手な人がいて、その絵がとても魅力的であるという人もたくさんいるのです。

だから、画家をやりたいのであれば、いきなり画家を志すこと。

いろんな山を登って、いろんな紆余曲折(うよきょくせつ)を経て、回り道をして富士山を目指すのではなく、いきなり富士山に登ってしまうという人生の考え方があることをぜひ覚えておいてください。



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たとえば、茶道をまったく知らない人がお茶事に誘われたとする。

お茶事とは、懐石料理をともなったフルコースの正式なおもてなしで、途中、お酒も出たり、濃茶と薄茶も出る。

通常、時間は4時間以上かかり、正装で参加するいわば、ヨーロッパの晩餐会のようなもの。


普通なら、お茶のお稽古を何か月もして、お茶会(主には濃茶や薄茶だけの略式なもの)にも何回か出て、その後、お茶事に、というように段階を踏んでから、と考える。

しかしもし、親しい人から誘われたお茶事であるなら、初心者でも参加した方がいい。

すると、お茶事の楽しさがわかり、あとからお茶を習いたい、と思うかもしれないからだ。

まさに、先に富士山の頂上を目指すのと同じ。



また、稲盛和夫氏はこう語った。


「事業計画書を書く暇があったら、さっさと事業を始めればいい。始めてから考えればいい」

ああだこうだと、あれこれ理屈で考えるより先に、行動しろ、ということだ。

つまり、「走りながら考える」。


ときには…

回り道せず、直接頂上を目指すことも大事だ。








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