国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

人工呼吸で

2022-07-26 | 日記


栽培試験を実施している大学のダイズ畑(一部にイネも)にモグラが派手に通り穴を掘ってくれました。

というのは嘘で、昨日の午前中に「中耕亀裂処理」というのを行いました。手っ取り早くいうと、トラクターの後ろにこれ(サブソイラ)をくっつけて引っ張り、条間に溝を切るという作業です。(既に紹介していたはずと思いキーワード検索したものの見つからず。場所も装置も違いますが、代わりに別ブログに掲載した11年前の記事のリンクを貼っときます。→追記:写真だけですが、やはり昨年の日記の追記にありました。)

1枚目の畑は問題なく終了。ところが・・・・・・

2枚目の1/3が終わろうとするところでトラクターの出力が少しずつダウンし、ついにはエンスト。燃料タンクのゲージを見ると残量は十分だったため、ガス欠ではないとのことでした。時間がかかりそうだったので私はいったん引き上げ、この後にするはずだった仕事を片付け、そして戻ってみたら・・・・・

やっぱりガス欠でした。燃料系統をチェックしてもらったところ、フィルターには汚れがビッシリ。それを除去してもダメということで、パイプも途中で詰まってしまっている模様。そのせいで燃料(経由)が流れなくなっていたのでした。ここでも登場してもらった神戸大の先生が機転を利かし、タンクの側から繰り返し息を吹き込むという応急処置によって復活。何とか作業を終えることができましたが、根本的な解決にはなっていないので、農機メーカーの整備技能士さんに来てもらうことになりました。

昨日のトラブルは、喩えてみれば狭心症とか心筋梗塞の発作が出たような状態です。もっとも人の場合は流れが完全に止まってしまってから慌てて掃除をしても当然ながら手遅れ。健康診断の結果で知らされる血液検査の中性脂肪やLDL(悪玉コレステロール)の数値にはこれまで以上に気を付けようと思った次第です。

翌日追記

1枚目の畑に亀裂を入れている時に突然サブソイラが持ち上がりました。そして上画像の大きな石が一緒に。(比較対照として適当なものがなかったため左手人差し指を添えましたが、幅はタップリ20cm以上あります。)これを見て6年前の出来事を思い出しました。

上がその時の写真です。旧機種(試作機)で引いていましたが、この少し後に・・・・・


溶接していたブレード部分がボトッと落ちました。何か大きな石にでも引っかかったのだろうと話し合ったのですが、場所的に考えると昨日発掘されたものと同一かもしれません。ということでリベンジを果たせた訳ですが、神戸大の先生が自作されたサブソイラは構造がシンプルな分だけ頑丈に作ってあるのが幸いしました。

なお、大学の圃場は開学から20年以上経った今でも掘り返すとこんなのがゴロゴロ出てきます。造成を行った建設業者が元からあった水田の土を戻さず、代わりに他の現場で出た山土を入れた(投棄した)ためだと聞きました。(ちなみに私は開学4年目の1998年春に着任しています。)そのせいで1年目は米の収量が全国平均の半分ぐらいしかなかったそうです。こんなのは損害賠償ものだと思えてならないのですが・・・・・そういえば過去には環境科学部報(年報)のゲラ刷りが誤字脱字だらけで編集委員が相当苦労したということもありました。経費削減のため何でもかんでも入札にすると「安かろう悪かろう」のダメ業者に発注してしまうことになり、教職員がその尻拭いをさせられるという悲惨な結果を招くことにもなります。
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