国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

盛りだくさん(画像40枚超+動画4)

2016-01-02 | 結婚@Bolivia〜来日


私たちにあてがわれている住居のリビングとキッチンです。前の晩ずっと雨が降り続いていたなと思いつつ窓の外をみたら・・・・・・

山の上の方に雪が。夏なのに。聞いてみたら山に雪が降るのは8月か9月のことが多く、この時期の冠雪は非常に珍しいということでした。







この日は朝からコチャバンバ市内を案内してもらうことになりました。まず向かったのはMercado de Campesino(農民市場)です。(移動途中に買ったチェリモヤを車内で食べました。口にしたのは24年ぶりだと思いますが、感動するほど美味でした。)






あちこちから運び込まれた農産物がこれでもか、と売られていました。とくに多かったのが果物ですが、売れ残りは持ち帰らずに置いておき、後で市が片付けるのだそうです。

大きな豆の莢のようですが、どうやって食べるのでしょう?

ココナツを買ってもらい中のミルクを飲みました。殻は捨てずに持ち帰って中の胚乳部分(コプラ)を利用するのだそうです。


Lindaとご家族もこれでもか、と買い込んでいました。



続いて丘の上に立っているキリスト像へ。リオデジャネイロの方が有名だとは思いますが、今調べて判ったことには規模はこちらが上回っており南米最大とのこと。



像はもちろんのこと、雪山や街並みをバックにこれでもかと写真を撮ってもらいました。



帰りはロープウェイで麓まで。(その後、市の中心部を数ヶ所廻りましたが省略します。)



家に戻ったら既にパーティーの準備が始まっていました。肉類以外にバナナも焼いていました。



すっかり仲良くなったGordaは私の顔を舐めに来ましたが、ご家族の家で飼われているミニ・ドーベルマンはせわしなく動き回るため、なかなかうまく撮れませんでした。



いよいよパーティー開始。料理は牛のアサード(焼肉)その他です。



先に買った豆の莢が登場。中で既に発芽しています。この種子ではなく、それを包んでいる綿の方を食べるのだとか。確かに上品な甘さがありました。癖になりそうな味です。



食事の後、ご家族が入れ替わり立ち替わりで民族舞踊を披露してくれました。前に芸達者と書きましたが、とにかくお客さんを歓待するのが好きなんでしょうね。

あ、何のパーティーか言ってませんでした。この日は私の誕生日。ということでケーキが出てきましたが、板チョコはフットボール4個とレイダーズのロゴが刻まれたヘルメット。ここまでしてくれるとは!(後でロウソクが立てられましたが、51本ではなく大きな1本だけでした。)

これまで1月2日といえば正月のさなかということもあって家から出ることはほとんどなく、誰かに祝ってもらった記憶もほとんどありません。(そういえばパラグアイに居た頃、同じ誕生日の人からプレゼントを贈られたことがありました。物はスペイン語の新約聖書でした。)ということで、嬉しかったのはもちろんですが恐縮するばかりでした。



Lindaがくれた素敵なバースデーカードです。¡Gracias!

以下おまけ

上はこの日の夜に撮りました。この渡航では少し前にブックオフの108円コーナーで購入した文庫本8冊を持って行きましたが、既にこの時点で(行きのフライト中や乗り継ぎ時間に)読破した3冊を捨てていました。(もっと持って来るんだった!)

右端の2冊はフットボールを題材としていたので買いました。(ちなみに原題は日本語のサブタイトルに相当する "Playing for Pizza" のみで、「奇跡の・・・・」云々はありません。)NFLの万年控え選手が主力の怪我で急遽超重要なゲームに出場することになったものの、致命的ミスを連発して戦犯となり解雇され、都落ちの形でイタリアのアマチュアリーグでプレーするというストーリーです。私は非常に楽しく読めましたが、フットボールのルールやプレーが分かっていないと辛いかもしれません。でもグルメ(イタリアンのファン)の方にはお薦めできるかな?

あと真ん中の赤い本は帰りの機内で読みましたが、金原さんは分裂症であれ偏執狂であれ病的な女性を描くのがとても上手いですね。読後に疲れがどっと出ますけど面白い。
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