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小島教育研究所

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IBMーPCを作ったのは日本人。ビル・ゲーツが目指したのは、アップルのマッキントッシュの操作環境。

2013-06-29 | コンピュータよもやま話

 IBMーPCの開発は、シアトルで行われた。IBMが自社のオリジナルOS以外のOSを採用したのは、PC用が初めてだった。PC―DOS(MS-DOS)はマイクロソフトが作成したことになっている。しかし、実際はシアトルコンピュータプロダクツの社員が開発したものを、改変してIBM用にしたものであった。ユニックスライクな階層ディレクトリーのファイル構造をもつOSだった。MSの成功は、このコンピュータ界の巨人の軒先を借りたことによる。

また、メーカー各社におなじOSを採用してもらうことによるメリットを強調し、着実にPCのOS市場独占が可能となった。さらに、操作性の良さを実現するために、IBMーPCにマックライクな操作環境を望む声を重視し、ウィンドウズ開発に着手した。最近のサムソンとアップル社の係争と同じことを、かつてのマイクロソフトとアップルは行っていた。法廷で争うだけ争って、決まって和解金をMSがアップルに支払うことでほとんどの場合、終結していた。アップル社としても、MSによるワード、エクセルがマックにとっての強力なツールソフトであるので、MS叩きにも、自ずと制約は当初からあった。

ここで、ウィンドウ環境の変遷を簡易にまとめると。

ゼロックス社  ALTO (アラン・ケイ)

アップル社    Risa (スティーブン・ジョブズ)

           Mac (      〃       )

マイクロソフト社 Windows(OS)(ビル・ゲーズ)

 

そこで、問題です。IBM=PCを作った日本人って、いったい誰でしょう?

 

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