昨日、夏恒例の日本数学コンクールが無事終了いたしました。多数のご参加、有難うございました。またご協力いただいた高校教職員のかたがた、名古屋大学の学生、教職員のかたがた、ご苦労様でした。参加していただいた学生諸君の努力の跡つまり「答案」を一枚一枚丹念に採点する作業が始まりました。日頃の試験と異なり、考え方とか、現象のまとめ方とか、様々な観点から答案を評価します。
「採点会議」ではなく「評価会議」をこれから何度ももって、大賞、優秀賞、優良賞、奨励賞を決めてまいります。
きらりと光る、数理の発想を順次発見する楽しみが、この評価作業にはあります。次代の若者達の「努力と格闘の跡」である「答案」としばらく格闘する毎日が続きます。「評価作業」終わるとともに、夏休みも終わり、幾多の評価会議を経て、各賞が決定いたします。
次回は11月3日、表彰式にお会いしましょう。