イージーリスニングで有名な、ポールモーリア楽団による「涙のトッカータ」は思い出の曲です。クラシカルギタークラブの定期演奏会において、定番の合奏曲でした。2年生以上の上級合奏曲でした。編曲は指揮者のS先輩が担当。3部合奏+コントラバスの構成で、原曲に忠実でありながら、ギターの特性をうまく引き出した名編曲だと思いました。当時、楽譜は市販されておらず、すべてレコードコピーしたものを記譜し、その上での編曲でした。原曲では、トリルが入っていても、ギターでやるとイヤミに聞こえる箇所は、はずしてありました。
年に一度の定期演奏会の定番かつアンコール曲であった「涙のトッカータ」。是非貴方も、一度お聴きください。
なお、司会をしてくださったのは、短波放送アナウンサーの大橋照子アナウンサーでした。現役時代から、そしてアナウンサーとなっても、司会をしてくださいました。彼女もKCGC(慶應義塾大学クラシカルギタークラブ)のOGでした。
今年も定期演奏会が12月10日に予定されています。ご都合の付く方は入場無料ですので、一度定期演奏会にお越しください。
詳細は、インターネット「慶應義塾大学クラシカルギタークラブ」で検索ください。