大学、その他の研究センターなどに『インキュベーション〇〇』とか設置されているケースが多い。
この『インキュベーション』という単語の意味をご存知ですか?
incubationとは、コトバンクによると、「《抱卵・培養・保育の意》設立して間がない新企業に国や地方自治体などが経営技術・金銭・人材などを提供し、育成すること。」とある。
もともと、親鳥が卵を温め、雛にかえし、育てることを「incubation」という。
日米でソフトウェア関連の起業支援は温度差がある。
何とかして、この日本でもインキュベーション機能をもった団体、施設の必要性を感じていたとき、大垣のソフトピア・ジャパン構想のお話を頂いた。当然、その機能のなかに、何らかのインキュベーション機能を付与したいと考えていた。打ち出したのは、協同利用施設の無償提供、活動当初5年間の部屋代を通常の10分の1と格安にすることなどを提案した。ソフトピア・ジャパンは開所当初からインキュベーションを当然のこととして、新たな起業の起業を支援していた。
つい最近、名古屋大学にインキュベーションセンターがあることに気がついた。
4半世紀前に、自ら発意したインキュベーション機能は、この日本に着実に根付いたであろうjかとふと感じた。
アメリカの、マイクロソフト、アップルはじめ、その多くがベンチャーキャピタルの支援を発足当初より受けている。
さて、そろそろ、この日本でも、日本発のグローバル企業が生まれることを期待している。
ソフトピア・ジャパンにインキュベーション機能を付与したのは、不肖このマリオ先生でした。