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小島教育研究所

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英語について、大学入試とTOEFLの関係。

2011-08-03 | 大学受験

学習には様々なモデルがある。

例えば、語学。母国語のほかに、第一、第二外国語を学ぶ。

 つい最近、必要があって、TOEFLのiBTについて、調べた。2006年以降、CBTが廃止され、iBTに移行した。

CBTは300点満点であるが、iBTは120点満点である。

CBTとの大きな差は、スピーキング能力を調べるテスト項目が増えたことである。

リーディング、ライティング、ヒアリングだけでであったのに、新たにスピーキングが加わった。

このことから、思いもよらぬ事態が発生した。iBT参加160カ国中、全受験者の平均点がなんと日本は131位という惨憺たる結果であった。日本人の話べたはつとに有名であるが、この結果はそれをまざまざと証明した形であり、文部科学省があわてて英語教育を小学生から始めることにした強いインパクトになったことは、間違いない。

大学以上の教育機関、研究所において求められる英語力(研究者として要求される英語力といって差し支えない)をはかる共通のメジャーとしてTOEFLを採用するところが近年急速に増えている。

翻って、センター試験、二次試験におけるテスト形式および内容は、次第にTOEFL風になりつつある。特に英検はその傾向が顕著であり、問題つづりの姿勢からTOEFLに限りなく擦り寄ってきている。

大学入試の先にもつながる英語学習。あなたも一度TOEFLのリーディング、ヒアリングあたりを一度調べてください。大学入試の勉強にも必ずプラスになる。

(英語班)

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