初めて梅原猛さんの本を読んだのは、秘められた十字架 法隆寺論だった。大胆な仮説に引き込まれるように読んだ記憶だ。水底の歌 柿本人麿論。何処まで信用できるか、怪しい本では?と思うことしばしば。理詰めな論の展開は、さながら数学の証明のようだ。旧制東海中学時代は数学を初めとして、理系科目が得意かつお好きだったようだ。これは後年の講演会でも話されていた。東海の共生(ともいき)運動の良き理解者でもあった。梅原さんの文章を読むと、その肉声が聞こえてくるようだった。
未読である地獄の思想を読もう。
知の巨人の名に相応しい哲学者だった。
ご冥福を祈りたい。
未読である地獄の思想を読もう。
知の巨人の名に相応しい哲学者だった。
ご冥福を祈りたい。