これは、人災。
次から次に、信じられぬミス。
無責任。
成年後見人を名乗る人物からの警察への通報で、事件が明るみになる。エアコンの故障による患者さんの熱中症による死亡事故。しかも5名。最後の5人目は、病院側の弁護士から警察への報告で明るみに。
矢張り、エアコン故障段階で復旧の見通しから、他の病院への転院が必要であった。
インタビューでも藤掛医院長は、意識のことを取りざたしているが、問題は別の所にある。
病院、その監督官庁の気の緩みとしか言いようの無い、お粗末な事件だ。亡くなられた方々だの無念さが伝わってくる。
この事件、対応すべき手順は次のようになるか。
1.エアコンの故障。
2.復旧の目処が1ヶ月以上と判明。
3.救急に連絡し、転院先を探しそこにエアコンの効かぬ病室の患者を搬送。その家族への連絡。
人命が一番尊重されると誰もが信じて疑わない病院での事件だけに、今後の実態解明が待たれる。