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小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

天声人語も嘆く、センター試験、国語に小林秀雄の作品が出題される。

2013-03-02 | センター試験
センター試験に評論家の小林秀雄氏の作品が出題された。
難解な彼の作品は、かつて多くの大学に好んで出題された。
なぜ今、小林秀雄なのだろうと、多くの方は思うだろう。
天声人語によれば、今回のセンター国語の平均点101点は歴代平均点の最低点であったという。その点数を下げる最たる要因が、小林秀雄氏の評論だったようだ。

評論文しての出来栄えの良さが、出題の根本であることは当然として、昨今の著作権がらみの問題が発生しないことが、今回採用の主な要因と考えるが自然である。
 若い人に受けの良い、馴染みの作家より、「評論の神様」を採用した背景には、教育現場に対する、教え諭しがあるのではないか。軽くて薄い、評論より、硬派なものを教材として扱って欲しいのだろう。
何れにせよ、センター試験の国語現代文に、新しい賽は投げられた。

今後の新たな対応が必要とされます。


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2013年センター試験(物理Ⅰ)講評&対策。

2013-01-24 | センター試験
全体に物理的考察を問う問題が目を引きます。計算量も二次試験ほど多くなく、大半の問題は、Ⅰ,2行で済んでしまいます。最長問題でも3行でした。物理的な考察を手を変ええ、品を変えて聞いてきます。
程よい計算量を要求する基礎的なセットに、仕上がった問題セットです。

大学で、熱力学、電磁気学、力学、流体力学、固体力学、量子力学等を学んだ立場からすると、物理的常識問題として、調和とまとまりのある良問です。

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2013年センター英語(筆記)講評&対策。

2013-01-23 | センター試験
センター試験英語対策。
1.センター試験(英語)の問題配列の順は、英語学習そのものであるとの認識を持とう。
2.単語(発音、アクセント)、熟語、構文が理解できて、一文が完成する。
  文と文が集まり、文章が出来、文章の集まりが段落になり、段落が集まって一つの作品となる。
3.ところが、センター試験(英語)の本質はどこにあるかというと、英語を一つのツール(道具)と考えて。情報の取得から、その活用まで幅広く対応する能力があるかどうかを、あらゆる角度から測定、検査しようとする試験であるところにある。
つまり、英語を有用な道具として使いこなせる力がどれだけ身についているかを効果的に測ろうとして作られた問題がセンター試験(英語)である。
4.従って、大切なことは、しっかりした基礎学力を養成し、その知識を適切な場面で活用できることです。問題の設定をよく理解し、適切な処理が短時間にできることを目標に、日常の英語学習に励むことです。

一部、なやましい問題(判断の根拠があいまいであったりする。)もあり、パーフェクトな得点(満点)をとるいことは、以外に難しい。
現状の問題を基準に考えると、知識で解答できる問題がやく6割で、残りはその場で対処できることが大事なのです。


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2013年センター試験講評(数学ⅡB)

2013-01-22 | センター試験
2013年センター試験講評(数学2B)
相変わらず、文章量は多い。問われている内容は、基本事項が多く、要求される計算量はそれほど多くは無い。しかし、何といっても、時間が不足気味で、時間との競争は例年通り、なお厳しいものだった。問題の流れを意識し、効率よい解答を目指す必要がある。
「ここ暫くは、時間攻め」問題が続くと予想されます。
対策としては、普段から計算スピードアップを心がけること。
また、筆圧を下げた、高速筆記をマスターすることです。

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センター直前耳より情報。これでセンター試験15点UP間違いなし。

2013-01-16 | センター試験
初めにお断りしておきますが、私は東京出版の回し者ではありません。念のため。
センター試験直前です。通常は新しいことにてを出さないのが鉄則ですが、何事も例外はあります。東京出版から出ている「合格マニュアルシリーズ」(全16教科)はお薦めできます。かれこれ、10年ほど前のこと。T海生諸君から直前にまとめとしてやると良い数学の本はないかと問われ、お答えしたのが、この「合格マニュアルシリーズでした。」情報、噂が急速に伝播するのは世の常。T海生が一斉に書店に買い求めた。結果、名古屋市内の書店から「合格マニュアルシリーズ、数学ⅠA,数学ⅡBがまったく姿を消した。そんな珍現象がかつてありました。
センター試験に限らず、最後まだあきらめないことが、勝利を手繰り寄せます。「悪あがきは最後までせよ。」の精神で頑張ることです。まだ読んでいない人は、これから本屋さんに向かい、是非手に入れてください。きっと貴方の未来への助けとなるでしょう。
数学以外も参考になります。

加油!(←これ中国語です。)「頑張って!」という意味です。
加油!

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センター試験で満点を取りやすい科目順についての一私見。

2013-01-11 | センター試験
センター試験まであと1週間です。ここで、満点を取りやすい科目について、私見を述べます。

以下の順にセンター試験科目は満点がとりやすい。(筆者の場合)

①数学ⅠA
②数学ⅡB
③物理
④化学
⑤英語
⑥国語
⑦社会(日本史、世界史、地理)

満点を取るテクニック
①数学ⅠA、ⅡBの場合、計算ミスを極力しないこと。各問の最後の小問はその年のトラップ問題のことがあり、一旦飛ばして、最後まで一応解ききって、最後に戻って全力投球すると、時間内に全問正解を達成できます。

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いよいよセンター試験本番です。センター試験を乗り越えると、新たな地平が見えてきます。頑張れ!

2013-01-05 | センター試験
泣いても、笑ってもセンター試験まで間がありません。
ここまできたら、自分のやってきたことに自信を持つこと。それが大切です。
試合でも何でもそうですが、落ち着いた方が勝ちます。
個人的には、高等学校囲碁選手権大会本戦にて、教え子が男女とも決勝に進み、女子は優勝、男子が準優勝を遂げてくれました。彼らに与えたアドバイスは、とんかく落ち着くこと。落ち着いて、ことを進めよ。浮き足立たず、地に足をつけよ。これに尽きます。自分は自分以上でもなく、また自分以下でもない。虚心坦懐に尽きます。
また、最後の最後まであきらめないこと。試験直前に見直したところがばっちり出ることもあります。勝利の女神の前髪を摘むには、「最後まで諦めない。」ことです。
 よく、自分は多趣味で、そのどれも半端じゃないと言われることがあります。
例えば、スキー、ギター、数学、コンピュータなどの分野でよく言われます。では、もともとその分野での才能があったかどうかというと、必ずしもそうではなかった。一ついえることは、やりだしたら、とことん納得の行くまでやることを、信条としていることです。勝負に例えると、勝つまでやめないことです。(やめなければ、いづれは勝ちます。)努力を人一倍することです。努力を惜しまなければ、大方のことはほぼ実現でします。本当です。
 「最後まで、諦めず、努力を続けてください。きっと良い未来が貴方を待っています。間違いないです。」
 貴方からの朗報を心待ちにしています。

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あっという間の、センター試験。予想通りの不手際続出。60+20+60でないと、答案回収は出来ません。

2012-01-16 | センター試験

理科、社会を事前登録制にすることはOKです。しかし、科目と科目の間に10分しかないと、時間内に回収、点検が終わらないことや、次の時間の説明に食い込んでしまい、混乱するだろうなーと心配していましたが、案の定、不手際が発生しました。ちょっとした、システムの変更が、思わぬ混乱を引き起こすものです。どちらかと言うの、机上での計画で、実務家の意見を聞かなかったことがすべての根源ですね。

次は、問題について、数学1Aは無難な問題であるが、図形が後半やや煩雑な印象である。確率は最近のセンター試験の傾向を踏襲する、素直な問題でした。受験生がおそらく面食らったのは、数学2Bの「数列の漸化式」と「空間ベクトル」ではないでしょうか。多くの受験生が選択する数列、ベクトルは問題のレベルが上がったことで、選抜性が多少高くなったと言えます。レベルを上げかつ量も増やすタイプの「時間攻め」でした。今後の対策としてはやはり、「数列、ベクトルはセンター試験と思わず、地方国立大学の2次試験並みレベルと考え」、地方国立大の二次試験の問題に習熟しておくことが、なにより大切です。

センター試験の結果を踏まえ、二次試験の対策を、早速始めよう。

「若者は、常に前進あるのみ。」

 

 


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新年、明けましておめでとうございます。(センター試験用、お年玉情報、満載!?)

2012-01-12 | センター試験

泣いても、笑っても、センター試験まであと二日。

ここでじたばたするより、ゆったりとした気分で、今までの学習の点検をしよう。

数学に関しては、センター試験の当初の目的、目標にかなり接近した出題になってきています。

具体的に言うと、センター試験の出題者(数学)が心がけている「二次試験用の学習をすれば、特にセンター試験用の勉強をしなくても良い。」は、いまや完璧に実現されている。地方国立大の二次試験に出題されるレベルの問題が、今後も出題されます。また、誘導もごく自然な誘導なので、解答に困惑するケースはかなりなくなった。

 また、相変わらずトラップ問題(満点阻止用小問題)が1、2問有りますが、トラップ問題と気づけば「勇気をもって、後回し!」にして下さい。全問通して解答し、残り時間を多めにすることです。出来れば15分くらい残せば、飛ばしたトラップ問題も余裕を持って正解できます。こうして、貴方はセンター試験、数学1A,2Bにおいて、満点を獲得できるのです。

 なお、東京出版の「合格マニュアルシリーズ」は知って「得するテクニック満載」です。今からでも間に合いますので、ぜひご購入を!

かつて、「合格マニュアルシリーズ」を短時間で仕上げた人物がいる。模擬試験で800点越えが一度も無かった彼が、合格マニュアルシリーズのおかげで、本番で850点を越えたことを、申し添えます。

不安のある科目を選んで「合格マニュアルシリーズ」にチャレンジを!!

今年も、受験生の味方である、小島教育研究所は健在です。

ご愛読のほど、宜しくお願いいたします。

 

 


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センター試験について。

2011-11-24 | センター試験

このところ大学関係のシステム、制度を調べています。

共通一次試験から現在のセンター試験まで、通算すると32年経っています。

多少の紆余曲折はあったけれど、まず順調にセンター試験は成長してきたと思う。

筆者の担当科目である数学に関して言えば、当初より問題の質が良くなったと思う。

例えば、以前は問題解法の誘導意識が希薄で、ただ単に答えを求めさせるだけの問題が散見されたが、現在では、無理の無い素直な誘導がついている。この誘導にスムーズに乗ることがハイスコアを達成する秘訣でもある。

センター試験は、ある程度、受験生の高校での学習成果を測る上で、十分な機能を果たしている。しかしここへきて、もうひとつの「接続テスト」が計画されているのをご存知でしょうか。高校、大学での「接続テスト」は高校における、学習成果がどの程度かを測るテストです。「教育の質が問われる時代」だからこそ、資格試験のような、共通テストが必要なのだと考えられている。

さらに、大学卒業時点での、学生の達成度を測り、各種職業の採用条件とすることも可能な新たな資格試験も考えられ始めている。

センター試験が終わっても、さらに選抜試験は続くのです。

 


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