これ!どう思います?

マスコミがあまり報道しない様な問題を、私なりに考えてみます。

人間の本質と少子化対策 (1)

2023-06-24 08:17:03 | 社会問題
【はじめに】
 岸田総理は『異次元の少子化対策』を実施すると言っています。従来よりも『金』を沢山投入して、以下の様な施策を実施したいと考えている様です。

 ❶若者をより沢山結婚させる。❷若者の年収をアップする。❸若いカップルに子育てが出来る広い住まいを提供する。❹育児休暇を取りやすくする。❺産休後に女性が同じ職場に復帰出来る様にする。❻大学の無償化・・・。

 今から少子化対策を推進して→→成功しても→→効果が表れるのは20年以上先の話しです。 長期的視点で日本の経済を予想した場合、少子化が本当に問題なんでしょうか? 20年後には省力化機械は目覚ましく進歩して→→労働者の減少分を十分カバー出来る可能性が有ります。栄養状態が改善され→→後期高齢者でも十分働ける人が増えて来るでしょう!

 日本の財政は切迫しています。 経済を発展させる為に税金を重点的に使うべきだと思います。税率や社会福祉保険料を軽減して→→国債を発行して→→デフレから脱却して→→経済を活性化する事が先決事項だと思います。

【私の異次元の少子化対策】
 少子化対策についての私の持論は、「未婚の女性が、二、三人子供(婚外子/非嫡出子/庶子)を産んでも、国費でベビーシッターを派遣するなどして、彼女が友達と夜・飲みにいったりして、人生を楽しみながら子育て出来る様に、国が支援する」事です。

 「未婚女性が子供を産むのは『はしたない』と言う考え方」は誤りだと、国民を教育すべきです。 少子化対策に成功したと言われるフランスの婚外子の割合は『60%』ほどで、日本は『2%』ほどしか有りません。フランスで特殊合計出生率が『2に近い値』にまで回復したのは、未婚女性が沢山生んでいるからです。

 婚外子をサポートする制度が充実したら→→子供を産んだ後に離婚した女性もサポートされる事になります。 結婚した後に→→「夫がDVしたり、グータラだと分かったら」→→サッサと離婚して→→国の支援を受けて→→明るい/楽しい家庭を築いて→→人生を楽しみながら子育てすべきです!

 「結婚したいか?」との問いに、日本の若い男性の40%、女性の50%しか「はい」と答え無かったそうです。若い男女が結婚する様に、沢山金を投入しても、結婚する数が大幅にアップするとは考えられません。若者達の結婚に対する考え方が大幅に変わってしまっているのです。

 結婚を希望する男女の割合に差が有るのは、風俗の差では無いかと想像しています。男性用の風俗(娼婦、ソープランドなど)は沢山有りますが、女性用は少ない様です。 但し、女性用風俗は2018年頃から増加して、現在は200店舗以上になっている様です。

(余談 :少子化社会対策会議) 2003年に内閣府に少子化社会対策会議が出来ましたが、そのメンバーは頭の固い学者肌の方が多いいのでは?と想像します。 それらの先生達を、男性用と女性用風俗店に連れていって、男女が性欲をドンナニして発散させているのか?身をもって確認させる必要が有ると思います。→→そうしたら、異次元の少子化対策案が出てくるでしょう!

 少子化社会対策会議の委員は、若い男女の『性セックス』についての考え方が理解出来る人を選ぶべきです! 大学だったら『助教』か『大学院生』、民間の労働組合だったら『30歳前後の平社員』を選任すべきです。

【動物のセックスと快感】
 動物も植物も『種(子孫)』を残す為のプログラム(本能)で生きています。 昆虫(ハエ、アリ)が交尾(セックス)を好むと言う研究結果が報告されています。 更に、人間以外の動物も、セックスで快感を得ていると言う報告は多数有ります。

 動物に子孫を残させる為には、雄と雌に性器を与えるだけでは駄目なんですね! 雌が発情すると雄が好む臭いを発するなどして、更に、交尾で雄と雌が快感を得られる様にする必要が有ったのでしょう! (全能の神は大変だったのですよ!)

【人間の本質】
 人類の雌(女性)にも発情期が有る様です。然し、他の動物の様に、「私は今!発情期なのよ!」と雄(男性)に示す臭いを発したり、発情期を示す肉体的変化が有りません。 人類の雌は発情期で無くても、男性を受け入れてセックスで快感が得られる様です。

 これは、人類にとって借っては重要な意味が有ったのでしょう! 「ドンナ意味が有ったのか?」皆さん考えてみませんか! 私の考えは、「男女がセックスすると『絆が深まり』→→男性が女性の子育てを支援する様になる」事です。

 然し、「食糧が簡単に手に入る様になり、避妊具が普及した現在では、女性が何時でも男性を受け入れられる事は、種々の問題を引き起こしているのでは?」と私は思います。→→少子化が進む最大の原因だと思います。

【人間の知能と少子化】
 動物が知能を発達させたのは→→知恵を使って効率よく、より沢山食物を得て→→沢山子供を産んで、元気に育てるのが本来の目的だったと思います。

 人類はドンドン知能を発達させ→→火を使って食物を加工して→→栄養を吸収しやすくし→→塩などで味付けして→→食事を楽しむ事が出来る様になりました。

 最後の氷河期が終わった頃(1万年前)、栽培効率の良い『米』と『大麦』を人類は手に入れました。→→人口が増加して→→大きな集団で生活する様になり→→国家が誕生して→→文明が開花しました。 人口が増加すると→→疫病が蔓延して→→人口が減少し→→増加する→→・・・を繰り返してきました。

 避妊具を使用し無かったら、女性は平均5~6人も子供を産むと思いますが、昔、人口が爆発が起こらなかったのは、疫病の流行と子供の死亡率が高かった為だと思います。第二次世界大戦後に医薬が進歩して、網戸が普及したので子供の死亡率は急激に低下した様です。先進国では、子供の生存率の上昇以上に、女性が生涯に産む子供の数が少なくなり→→少子化が問題になってきたのだと思います。

【避妊具の発明】
 『神』が存在するとしたら、「セックスしたら快楽が得られる様にしてやるからドンドン子供を産みなさい!」、「食物が容易に入手出来る様に知能を授けてあげるから、丈夫な子供に育てなさい!」と言われたのでしょう!

 人類はセックスの快楽が大好きです。食糧が豊かになってくると→→遊びが出来る時間を持てる様になりました。 どの人種の男女とも、「子供が出来ないセックスの方法が無いか?」、「有れば素晴らしいのに!」と、罰当たりなことを考える様になったと思われます。

 今から5,000年ほど前に、動物の盲腸や膀胱でコンドームを作り始めた様です。日本には江戸時代に入ってきて→→世界では、ゴム製のコンドームが1844年頃から製造される様になり→→日本では1909年頃に国産され→→1933年頃から現在の物に近いコンドームが生産される様になりました。

 初期の頃は、性病予防が目的だった様ですが→→日本では1950年頃から避妊具として普及する様になりました。 1950年から60年に掛けて、日本では合計特殊出生率が急激に低下して→→その後、一旦・回復しましたが→→1973年頃にピークになり→→その後は低下し続き→→少子化が問題になってきました。

 そして、2022年の合計特殊出生率は『1.26』になってしまったのです!

 なお、避妊薬(ピル)は、1960年にアメリカで初めて認可され→→日本では1999年に認可されました。

(合計特殊出生率) 49歳までに女性が、平均何人子供を産むかを表す数値を合計特殊出生率と呼びます。現在でも、産んだ子供の一部は、成人になる前に亡くなりますから、合計特殊出生率が『2.1』以上でないと少子化が進む事になります。

(余談 :コンドーム制限法) 子供を産まなくなった最大の原因は、コンドームが普及して→→快楽/娯楽の一つとしてセックスを楽しむ様になった事だと思います。 中国も少子化が深刻な問題になっているので、「子供が3人以上のカップルにしか、コンドームを売ってはならない!」と言う法律を検討している様な記事を読んだ記憶が有ります。

 この法律は、少子化から脱却する唯一の手段だと思います。 然し、民主主義国家で、こんな法律案を掲げた政党には、国民の多くは投票しないと思われます。 (こんな法律を制定したら→→コンドームやピルを麻薬の様に超高値で密売する輩が横行すると予想します。)

(余談 :広末涼子氏) 広末涼子氏の不倫問題が最近、連日の様に報道されています。 「コンドームやピルが発明されていなかったら、不倫に走る女性は殆どいない」と思われますか?

 江戸時代にはコンドームが普及していませんでしたが、江戸や大阪の庶民の女性が不倫するケースが多々有った様です。密会の場所を『出合茶屋(待合)』と呼びました。今で言うラブホテルです。 (現在、素晴らしい設備を備えた高級ラブホテルは、密会では無くて、夫婦が利用するケースが多いい様です。)

 私は歴史を学ぶのが趣味の一つです。特に教科書に書かれていない様な事を調べています。 「江戸時代には、不義密通は死罪だった!」と言われていますが、実際に死罪になったケースは、ほとんど無かった様です。→→それで、出合茶屋が繁盛して、増えていったのです。

 江戸時代の『性についての考え方(モラル)』は、現在よりも『おおらか』で自由だったのでは?と私は見ています。 女性は『処女』よりも『床上手(とこじょうず)』が好まれました。長屋の貧しい奥さんは、旦那公認で夜鷹(よたか)になって稼いだ様です。江戸の夜鷹の数は最盛期に4,000人もいたそうです。その料金は大体24文でした。(掛け蕎麦は16文でした。)

 有名人が不倫すると、マスコミは面白可笑しい記事を書いて儲けようとします。 視聴者の多くの方は、「私も不倫してみたい!」と言う願望を持っていて、「不倫相手を見つけられない!」と残念がっている様に思えます。→→マスコミに叩かれる有名人の記事で留飲を下げているのでは?! セコい考え方の方が多いい様で、残念です!

(江戸の庶民の人口増加と男女比の変化) 江戸の庶民が、『性』に”おおらか”だったのは、江戸の庶民の人口爆発と男女比の変化が関連している様に思います。 (江戸時代とは、1603年~1868年の265年間を言います。)

 江戸時代の初期には江戸の総人口は15万人ほどで、庶民は女性が極めて少なかった様です。庶民の男性の多く(80%以上)は生涯結婚出来ず、狭い!狭い!長屋で暮らしていた様です。 庶民の人口は急激に増加して、江戸時代の中期には50万人ほどになり、女性は更に急増して男女比は『1.8:1』にまで改善された様です。それでも、多分、男性の50%以上は結婚出来なかったと想像します。

 女性の人口が増加して→→江戸時代の末期には→→庶民の男女比は『1:1』になった様です。ヤット、庶民も一夫一婦制が一般的になったのでしょう!

 山本周五郎が描く”江戸の庶民の生活”は、江戸時代の中期以降だと考えないと史実に反します。(なお、赤穂浪士の討ち入りは1702年の事です。)

★ 初期(1609年) :江戸の総人口≒15万人、庶民の男:女≒4:1ほど
★ 中期(1721年) :江戸の庶民の人口≒50万人、男:女≒1.8:1 、(総人口≒100万人)
★ 後期(1844年) :男:女≒1:1


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