風薫る季節となりましたが、相変わらずのマスク生活で息苦しい日々が続きます。
欧米では既にマスクを外して日常生活を送っているようですね。
まぁ本来マスクなんてしたくない人たちですから。
日本は特別です。
さて、私の「神の宮」の作品がフランスの美術誌に取り上げられました。
パリのチェルヌスキ美術館から掲載の連絡は頂いていたのですが、まさか表紙になっているとは知りませんでした。嬉しい限りです。
伊勢神宮と出雲大社の遷宮が執り行われてから既に9年が過ぎました。9年も経てば人々の記憶も薄れます。でも、作品として残すことで祭事の一つ一つが常にみずみずしく蘇ります。遷宮のシステムと思想は、宗教を超えた、持続可能な世界への道標であり祈りです。平和を願うすべての人々の為に、僕は作品を媒介にしてメッセージを送り続けたいと思っています。