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をとこもすなる

日記というものを・・・。
日々の出来事などをダラダラと。
Ooops!にのせる程でもない買い物もこちらで。

お父さんの春の遠足。

2008年04月23日 | Weblog
定休日。
天気が良かったら上野あたりを散策しておいしい物でも食べてこようと前々から計画してありました。
 
が、前日の火曜日に「飲みに行こう」のお誘いがありまして、ちょうど翌日の注文もなく時間もあったので お花茶屋の東邦酒場さんへ。このような怪しげな友人とさんざん飲み食いしました。東邦さんはおいしいからなぁ。そして締めはシナモントースト。シナモンシュガーたっぷりのトーストに練乳がけイチゴとホイップクリームがたっぷり。あぁ、たまらんねぇ。

そんなわけで上野散策&美味しいものの“美味しいもの”は中止。上野を散策して昨日食べた分のカロリーを消費することにしました。

 
上野というとどうしても国立博物館になってしまいます。現在開催中の特別展は“国宝 薬師寺展”です。
 
今回も年間パスポートを4000円で購入。これで一年間 6回の特別展が無料で見られます。毎回チケットを買うと9000円前後になるのでかなりお得ですね。
それにしても“薬師寺展”はメチャメチャに混んでいました。なかなかゆっくりと見られる状況ではなく駆け足に近かったかな。でも“日光・月光菩薩像”の大きさとたおやかさ、教科書にも出ている“僧形八幡像”、目の前にあるノミの彫り跡が1300年の時間の向こうでつけられたという不思議さに「むむぅ」と唸ってしまう展示でした。
その後いつものように本館、そして大好きな法隆寺宝物館に向かったのですがやはりこちらは“薬師寺展”とはうってかわってひっそり。展示物もゆっくりと鑑賞できます。特に宝物館に並ぶ白鳳時代の観音菩薩像は心が落ち着きます。本館や宝物館にも国宝や重要文化財がたくさんあるのになぁ。せっかく国立博物館に来たのだから特別展だけで帰るのはもったいないですね。

さて国立博物館だけではまだまだ運動が足りませんね。というわけで不忍池の弁天島を渡って次に向かったのは池之端の“旧岩崎邸庭園”です。ここは以前から行きたかった庭園、やっと訪ねることができました。旧三菱財閥の岩崎家の私邸でジョサイア・コンドルによって設計された洋館と和館からなります。
 
門を入って長い続く道の先に見えてくるのが洋館。明治時代は馬車がこの道を通ったんだろうなぁ。
 
総木造の洋館としては最後のもので この後は鉄筋の建物になるそうです。
  
二階のバルコニーからの眺め。もとは一万五千坪の敷地があったそうですが現在はその三分の一の五千坪・・・でも広いなぁ。
 
その広い庭には日本の在来種“カントウタンポポ”が咲き乱れています。普段街で見かけるのは“セイヨウタンポポ“といって花弁の下のガクが反って開いていますが、このカントウタンポポは開いていません。近年は減っているようです。手入れのされた庭にはいろいろな花が咲いています。ボランティアガイドさんの説明を聞きながらここで1時間半近くのんびりとした時間を過ごしました。時計を見ると3時過ぎ。そろそろ帰らなくてはと上野駅に向かいます。
結婚式をやったのが池之端文化センター。考えてみると旧岩崎邸の敷地の一部なんですね。打ち合わせなどで何度か通ったものです。あれからもう18年。その池之端文化センターもなくなってしまいました。

そして上野のレストラン聚楽第。こちらも店舗改装のため閉店してしまいました。ちょうど西郷さんの銅像の下。うちの両親は昔行ったそうですが、僕は記憶がないんですよねぇ。閉店が決まって懐かしむお客さんでけっこう混んだとニュースで見ましたがやはり建物の古さは否めません。でも横断歩道を渡ったガード下に同じ聚楽グループのファミリーレストランがあり、手頃な値段で食べられます。

というわけで10時過ぎに家を出て、家に帰ってきたのが4時過ぎ。その間 ペットボトルのお茶一本で歩き回りました。体重計に乗ってみると一昨日の体重です。昨日食べた分はなんとか消費したようだぁ。
風呂に入ってプシュッとあけた缶ビールがうまいうまい。夜のカレーライスがうまいうまい・・・え、大丈夫か?

次回のお父さんの遠足はゴールデンウィークがあけて、梅雨に入る前に海が見たいな。

コメント (20)
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