現在使用中の“ipod”はいわゆる第4世代と呼ばれる“ipod photo 60GB”で、2004年に発売のちょっと古いモデル。
数年前にお友達のYさんからipodと接続できるミニコンポとセットで1万円で購入しました。
ハードディスクの容量が60GBもあるとけっこう曲も入るので便利に使っているのですが、難点がひとつあって。
Yさんから購入した時点ですでにバッテリーがへたっていて、満充電しても2時間で電池が空っぽ。
ipod用のトランスミッター(電源はipodから)を使うとわずか30分で止まってしまう代物なのですよ。
もっとも出かけるときはソニーのウォークマンを使っていて、このipodはドッグを通じてコンポで使っていたので
充電に関してはそれほど不便も感じていなかったのですが。
ただ先日、ヘッドフォン端子の調子が悪くなり、トランスミッターで電波がうまく飛ばなくなりました。
やっぱり使えないとなると不便を感じるものでネットで探すと中古のヘッドフォン端子が売っていたので購入。
どうせ本体を分解するのだからついでに電池も交換することにしました。
セットで購入してさっそく“お父さんの夏休み的工作”の始まりです。
中古部品も、電池もアマゾンで購入。交換方法はネットで検索するとヒットしますが、僕が参考にしたのは
“パーツ屋本舗”さんのホームページ。ipod photoの分解については比較的わかりやすく説明しています。
基盤のネジをはずし電池を交換。今回は純正品より容量の大きなサードパーティの電池を使用。
ヘッドフォン端子はネジで外して今回購入した中古品と交換。コネクターを接続して本体を組み合わせて作業完了。
時間にして40分ほどでしたが、そのほとんどは本体の分解にかかった時間で、構造がよくわからないため時間がかかりました。
本当は専用のドライバーなどが必要なのかもしれませんが、家にあった精密ドライバーでもなんとかなりました。
今回かかった費用は中古ヘッドフォン端子 2000円、サードパーティ製大容量バッテリー 1100円の合計3100円。
アップルでもバッテリー交換サービスなどがありますが、バッテリー交換で6800円。第4世代のipodの修理だと
29800円という目が点になる値段。だったら新品のipod classicを買った方がいいもんねぇ。
作業自体もけっして難しいものではなく、家電品やパソコンの分解が苦にならない人なら簡単です。
ただこじ開けるときに本体に傷が付くことがあるので、「ピカピカじゃないとイヤ!」という人はメーカに頼んだほうが賢明かも。
多少の傷は気にしない、しっかりと動いてくれればそれで充分という実用本位の人にはお勧め!
ただしアップル社の製品は一度自分で分解してしまうと、その後の修理を一切受け付けてもらえなくなるようなので、
チャレンジしようと思う人はご注意を。
問題なく充電中のipod。画面も元通りになりました。電池の持ちも飛躍的に伸び、2時間でダウンということもなし。
ipod photo、当分は快適に使えそうです。