をとこもすなる

日記というものを・・・。
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夕凪の街 桜の国

2007年08月07日 | Weblog
夏休み中はお店の定休日も子ども達と出かける予定が入っていて 自分のために使う余裕はほとんどありません。仕事柄 土曜・日曜が休めず、学校のある間は一緒に出かけることができないので せめて休みが一緒の時は・・・という感じですねぇ。

で、自分の時間はというと店を閉めて翌日の準備をしてからということになります。ありがたいのが映画館の“レイトショー割引”。午後8時を回っての上映作品が1200円で見られるサービスです。普通見に行くと1800円だから600円の割引。パンフレット代がでますね。これはうれしい。

今回、どうしても見たかったのが「夕凪の街 桜の国」という映画。こうの史代さんの描いた原作の漫画は去年の1月に読んでいます。去年の夏には川口市内のスキップシティに昭和33年当時の広島市内のオープンセットが建てられているのを見ました。そんなことがあって見たかったんですよねぇ。
ただ上映館が一番近くで池袋かとしまえんのユナイテッドシネマ。レイトショーならクルマで行けるユナイテッドシネマかなぁ。工事中だった環状8号線が開通してとしまえんまで30分前後で行けるようになったので助かります。さらに夜なら20分ほどで行けてしまうもんねぇ。
明日は休みで仕事の準備もなし。夕飯を食べ、お風呂に入り、8時半過ぎにクルマで家を出発しました。

さて映画ですが、“夕凪の街”と“桜の国”の2部構成になります。夕凪の街は昭和33年の広島が舞台。原爆で父と妹を亡くした女性のあまりに切ない物語。いっぽう“桜の国”は平成19年が舞台です。原作とほぼ同じ構成(原作は3部構成)ですね。原作ではこの過去と現在の物語が関係ないように進んでいくのですが ある時点で突然交差して、「そうだったのか」と胸を打たれます。しかし映画ではどうしても説明っぽくなってしまう部分があり、僕の場合原作を先に読んでいるせいかその部分がまどろっこしく思えました。
とはいえとてもいい映画でした。とても静かに原爆の恐ろしさと被爆者の怒りを描いています。DVDにもなるとおもうので機会があったら観てください。できれば原作もお薦めです。こうのさんの優しい絵がいっそう切なさを感じさせてくれます。
コメント
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