大雨と避難警報

降り続く大雨。近所の川の水位がどんどん上昇してゆく。
テレビのニュースと、ネットでリアルタイム配信される水位を固唾を飲みながら見守る。

夕方になり、川のそばに住む友だちから送られてきた川の写真の水位に愕然とする。
「何があるかわからないから」と夫がおにぎりを仕込む。
外では区の災害カーが「避難してください」と呼びかけ。
「何でも経験だから、避難しておこうか？」荷物をまとめ、一家で中学校へ。
受付は長蛇の列。ペットと避難してきたひとの、ペットの臭い。カオス。
いつもお世話になっている中学校の先生方が運営に携わっており、
大汗かきながら、区職員と連携し避難者の誘導や備品の貸し出し等働いてくださっていた。
そして、たくさんの生徒たちが、ボランティアとしてお手伝いしていた。

体育館や武道場はすでに満員、案内されたのは3階の廊下。
壁に寄り掛かることができるから、むしろラッキーなのかもしれない。
落ち着いたと同時に、マスミも運営の手伝いに行った。
トオルはブツブツ言い訳して、動こうとしない。

2.3時間経過、雨脚が弱まってきた頃、
「家の様子を見てくるから、問題なければ呼ぶよ」と夫が一足先に帰宅。
これに続いて私たち3人も帰宅した。23時ごろだろうか。

中学校で一夜を明かそうとする方々もたくさんいた。
毛布一枚、固い床ではとても寝られなかっただろう。