ヨ コ シ マ ☆ ヨ コ マ ソ

ワーキングマザー16年目です。高校生と中学生の子育て、お出かけ、旅行記録など。
更新が滞りがちですが、元気です。

2005清里旅行記2日目(野辺山)

2005-08-29 23:39:51 | 国内旅行
朝食をホテルのレストランで済ませる。
素泊まりプランだけれど、いつでもチェンジ可能なので気楽よね。
その後、ホテル前の池周辺を散策。コイがたくさんいて、マスミ大興奮!!
池のそばは緑の良い匂いが漂っていて、
胸いっぱい吸い込むと心まで洗われるよう。
山と水のある風景は本当にぜいたくだと感じる瞬間。
朝ってこんなにすがすがしくて気持ちいいなんて、しばらく忘れてた。

さて本日の午前の部は、「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」。
ここを提案したのは私。トシチャンが、「なんなのそれ?なんで行きたいの?」。
不思議がるのも当然。だって私たちはもともと天体に格別な興味を持って無いから。
ではなぜ。それは私の幼少の思い出にさかのぼる。
小さい頃、家族旅行で清里を旅したときの、小海線に乗った車窓からの風景。
緑の広大な平原の彼方に巨大なパラボラアンテナが見えた。
あれはなぁに?!あんなに大きいのを人が造るとか、
何に使うとか理解できなかったけど、よっぽど強烈だったのであろう。
その風景が今でも忘れられずにいて、
それを今一度見たかったという、ただ単純な思いからである。

観測所への道中には「JR鉄道最高地点」(1375m)があり、とりあえず家族でハイチーズ。
そう、前述の小海線とは高原列車で日本一高いところを走るのだ。
ちなみに野辺山駅はJR最高駅で「宇宙にいちばん近い駅」と言われてるんだって。
ロマンチック♪

話は戻って、JR鉄道最高地点そばにはちょっとした売店があって、
店頭では野菜が売られ、中ではおばちゃんが「おやき」をせっせと作っている。
思わず「かぼちゃおやき1つください!」
さっそくマスミと2人でほおばる。これがおいし~のよー!!
皮がもっちもち♪かぼちゃも甘~。あー、明日も来て買っちゃおうかな。
ちなみに店頭のお野菜は、最終日に再び訪れ、しこたま買い込んで帰った~(笑)

さて、待ちに待った観測所。
もう、そのスケールの大きさにとにかくとにかく圧倒された。
トシチャンなんて「すげー!すげー!!すげー!!!」大興奮。
なんかね、10mくらいのでかいパラボナアンテナが数基と、(正しくは電波望遠鏡という)
一番奥に45mのパラボナアンテナが王様のごとくどーんとそびえてるんですわ。

こんなものすごい装置を使って「天体観測している」という事実が、新鮮だった。
星の一生を解明したり、もっと良い装置を研究したり、ということって
誰の為でもないよね?誰かの利益になるわけじゃないよね?
普段、会社で、コストダウンだの、利益はどうだの、
それに対して仕事している私がなんだかばからしくなった。夢が無いよね~。
まぁでもここに来て、自分も一緒に宇宙と交信している不思議な気持ちになれたから、
それがまた面白かったよ。
今度はマスミがもっと色々分かるようになったら、また来よう。