ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

厚労省試算の年金制度に騙されるな

2009年02月24日 | ましこノート
五年毎の公的年金試算が明らかになった。
前回の改定時、私は衆議院厚生労働省委員会に席をおき審議をしたが、
強行採決された後、出生率など幾つかのデータベースの修正があり、
信頼できない百年安心プランだった。当然の如く既に破綻同然である。
今回の百年安心プランも、前回同様試算データベースに問題点が多く
信憑性に欠けるものと断じざるを得ない。
何故百年安心プランにこだわるのかその理由が分からない。
数字のつじつま合わせだけでなく、もっと現実的な人口推移や経済成長率、
そして三つの年金制度の改革を総合的に検証して
確実な信頼できる年金制度設計を行うべきである。
社会保障制度全体の安心プランをほとんどの国民が求めている。
政治の責任は重大である。
やはり今次総選挙の最大マニフェストの一つである。
大いに競い合えばいい。

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