ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

謝罪広告?

2006年03月15日 | ましこノート
民主党が永田寿康衆議院議員と連名で今日の朝刊に
「偽メール」に関する謝罪文を掲載した。
これは政党の歴史に残る汚点である。
偽メールをもとに国会で質問を行った事は勿論間違いであり
軽率であった、ましてや固有名詞を挙げて疑惑を追及する場合には
充分な調査と証拠に基づいて質疑が行われることは当然である。
間違いがあれば国会質問で謝罪を行い相手の名誉回復を
図るべきである。
だから政党間の話し合いで時には発言部分を議事録から
削除される事があるのである。
今回の謝罪広告掲載については全く理解出来ないし正当性が無い。
責任の取り方は謝罪広告掲載ではなく別な方法だった。
懲罰委員会の取り扱いにを見ても自民党は出来るだけ長引かせ
民主党のイメージダウンを計っている事は見栄見栄である。
謝罪広告は民主党が存在する限り節目々に引き合いに
出し来るだろう、政治は権力闘争であり何でも有りの世界である、
自民党から見れば前原民主党は赤子以上に扱い易い相手であり
暫くこの状況を続けていく事がベストである。
まんまと自民党の術中に嵌まってしまった。
長引けば長引くほど民主党は存亡の危機に追い込まれて行く、
執行部の決断の時が迫っている。
今ならまだ間に合う、国民は自民党が絶対だとは思っていない、
民主党の出直しを願っている声も多い。