ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

郵政採決と小泉元首相

2008年12月10日 | ましこノート
郵政民営化に伴い、株式売却が来年に行われるのを凍結する
民主・国民新・社民による法案が、衆議院でようやく明日
採決される。参議院で可決されたが、衆議院では否決される
見通しである。麻生首相も売却見直しを発言したが、得意の
朝令暮改で終わったが、自民党内には郵政民営化に慎重な
グループや、郵政民営化見直しPTがあり小泉改革に対して
郵政だけでなく財政再建など、自民党内の火種となり対立
要因となっている。これら全て理念も政策もなく
選挙に対する不安が引き金になっている。
そんな中、小泉元首相が久しぶりに表舞台に出てきた、
郵政民営化を堅持し推進する集いの発足である。
しかし小泉元首相は郵政民営化の時、郵政公務員を民間人へ、
世襲特定郵便局長を止めさると大義名分を掲げた、二つとも
勘違いと間違いだったのだが、国民は小泉元首相を圧倒的に
支持した。その小泉元首相が政界引退を表明して、息子に
世襲する、それも四代にわたっての世襲である。
「私も人の子」などと訳のわからない理由をつけて。
現在の日本は間違った小泉・竹中改革により
引き起こされたのであり、どう総括するのか言行不一致の
政治が横行している元凶である。

〈ましこ輝彦公式サイトhttp://www.mashikoteruhiko.com/〉