ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

小泉改革否定

2008年12月04日 | ましこノート
麻生内閣は完全に小泉改革と決別した。どんなレトリックを
使おうが来年度予算編成は小泉改革の否定である。
概算要求基準(シーリング)について「堅持」から「維持」に変え、
財政再建路線を転換した。この結果2011年に国と地方の
基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化達成は
実現不可能になり、麻生首相は財政再建目標を放棄した。
予算とは別で10兆円とも30兆円とも言われている
特別枠についてもなりふり構わず無政府状態に等しい。
選挙に負ければ元も子もない。何でもありである。
公共事業、社会保障はじめ歳出大盤振る舞いである。
麻生内閣は機能不全で自民党に押し切られ官邸は成す術がなく
崩壊寸前である。まだまだ国民的人気の高い小泉元首相を
否定することが吉とでるか凶とでるか、自民党にとっても
勝負どころであり、党内分裂があるのか分からないが
最後は小泉元首相がキーマンになるだろう。
私は国民の皆さんの目は節穴ではないと思うが。
我々民主党は緊急経済、金融対策の対案をこれから次々国会に
提出していく。私の担当は「中小企業いじめ防止法案」である。
法案はできており来週早々に参議院に提出する予定である。

〈ましこ輝彦公式サイトhttp://www.mashikoteruhiko.com/〉