ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

消費税2%引き下げの是非?

2008年12月02日 | ましこノート
毎日マスメディアの報道に心を痛めている。いざなぎ景気を超える戦後最長の
好景気と政府は言い続けたが、その恩恵は実際には無かったに等しかった。
政府・与党は無理矢理、好景気を煽ったがその基盤・土台は脆弱だったために
アメリカ発の金融・経済危機に脆くも崩れ落ちてしまった。特に外需依存の
自動車産業や輸出産業は厳しい状況に入り込んだ。それ以上に深刻なのは
中小企業全般である。大企業を支えるのは中小企業である。中小企業再生が
なければ景気回復は無いと言っても過言ではない。雇用確保、人材育成を含め、
短期間の効果だけではない中長期的な対策も緊急に打ち出していく必要がある。
内需拡大政策と声を大にしても具体策はなかなか出てこない。まさに百年に
一度の国難なら思い切った緊急対策に消費税の引き下げが1番だろう。
イギリスも付加価値税を2.5%引き下げる決断をした。我が国も2年間の
時限で2%引き下げる決断をすべきである。消費税1%で約2兆円の
税収だから2%で4兆円、2年で8兆円になる。引き下げによる減収の
財源は埋蔵金を使う。もちろん2兆円の定額給付金はやめればいい。
先週末の地元での幾つかの集会での反応は良かった。
皆さんのご意見を伺いたい。

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