35mmフィルムではパトローネの中にフィルムが入っていて、中のスプールには格段の気遣いをしなくとも、撮影後は巻き上げハンドルを回してフィルムをパトローネの中にしまいもんだら、後は自家現像をするか、カメラ屋さんにパトローネごと渡します。スプールにはフィルムが引っ掛かって止まっているか、それともテープで止めてありますので、引き出していって止まったところではさみでカットするという具合です。
ブローニー・フィルムでは、35mmフィルムではあまり気にしなかった部分が重要な意味を持ちます。撮影が終わった時に空になったスプールを残しておいて、撮影済みのフィルムが巻かれたスプールと取り替えて、次の撮影に備えます。すなわち、カメラを購入した時に最初に空のスプールが付いていないと、撮影が出来ないことになります。
やはり、そこはカメラ屋さんな訳で、現像処理を行ってくれるところでは空のスプールをいっぱい持っています。多くたまるとプラスチックごみとして出すそうですが、少しスプールを残しておいて、カメラを購入したお客さんに、遮光紙を巻いたスプールを練習用として渡したりしてくれるそうです。フィルムバッグ用引き蓋はそのカメラ専用ですから、無くさないようにと注意の一言を添えて、渡してくれました。
黒白フィルムの自家現像を行うようになりましたし、カメラ屋さんからもスプールを貰って来たりしますので、結構な量のスプールがたまってきました。次のフィルムを使う時にスプールは必要ですからいくらあっても良いのですが、少し不便に感じることもあります。それはスプールの引っ掛け爪で、コダックさんのフィルムにはありませんが、フジフィルムさんのスプールには付いています。

PENTAX Q7 Standard Prime 8.5mmF1.9
撮影データ:1/60sec F5.6 ISO1250
これが引っ掛け爪で、カラー・フィルムを現像に出す時には気にならないのですが、黒白フィルムをダークバッグ内でリールに装填する時に、スプールから遮光紙が取れずに中でぐちゃぐちゃに絡まってしまう感じです。さっと取れるとダークバッグ内で巻き直しが出来ますので、それほど気にはなりません。勢い黒白フィルムの時はコダックさんのスプールを使うようになってしまいました。

PENTAX Q7 Standard Prime 8.5mmF1.9
撮影データ:1/60sec F5.6 ISO1000
それでも、いっぱいあるフジフィルムさんのスプールを使いたい訳で、真ん中の引っ掛け爪を切り落としてしまいました。これでタンクリールにフィルムを巻き取る時に、遮光紙が必要以上にダークバッグ内で体積を取ってしまうこともなくなりましたし、回収した遮光紙をもう一度スプールにまきなおして、中判カメラのフィルム送り練習に使えます。
黒白フィルムの自家現像を行う時に良く見てみると、反対側の先端には固定用の穴が開いていない訳です。巻上げがスムーズに行われるように配慮されている訳で、自家現像を行わない環境であれば、フィルム巻上げが簡単確実に行える工夫です。フジフィルムさんはこの様な細かな配慮が良く効いていて、フィルムを装填している時点から撮影が楽しくなる要素があります。
それでも、カラー・フィルムの時はカメラ屋さんに現像をしてもらいますから、爪を切ってあるスプールは数個です。黒白フィルム撮影をする時用に取ってあるといった感じで、たかがスプール、されどスプールといった感じで活用していきたいと考えています。
それでは、今月初めに撮影した写真から掲載します。

写ルンです シンプルエース
撮影データ:1/140sec F10 ISO400
小川の流れとあじさいの花。中判フィルムではないのですが、写ルンですのその場の雰囲気をまとめ上げる実力に感心しました。一眼レフ・カメラでもなかなか出せない味わいです。
ブローニー・フィルムでは、35mmフィルムではあまり気にしなかった部分が重要な意味を持ちます。撮影が終わった時に空になったスプールを残しておいて、撮影済みのフィルムが巻かれたスプールと取り替えて、次の撮影に備えます。すなわち、カメラを購入した時に最初に空のスプールが付いていないと、撮影が出来ないことになります。
やはり、そこはカメラ屋さんな訳で、現像処理を行ってくれるところでは空のスプールをいっぱい持っています。多くたまるとプラスチックごみとして出すそうですが、少しスプールを残しておいて、カメラを購入したお客さんに、遮光紙を巻いたスプールを練習用として渡したりしてくれるそうです。フィルムバッグ用引き蓋はそのカメラ専用ですから、無くさないようにと注意の一言を添えて、渡してくれました。
黒白フィルムの自家現像を行うようになりましたし、カメラ屋さんからもスプールを貰って来たりしますので、結構な量のスプールがたまってきました。次のフィルムを使う時にスプールは必要ですからいくらあっても良いのですが、少し不便に感じることもあります。それはスプールの引っ掛け爪で、コダックさんのフィルムにはありませんが、フジフィルムさんのスプールには付いています。

PENTAX Q7 Standard Prime 8.5mmF1.9
撮影データ:1/60sec F5.6 ISO1250
これが引っ掛け爪で、カラー・フィルムを現像に出す時には気にならないのですが、黒白フィルムをダークバッグ内でリールに装填する時に、スプールから遮光紙が取れずに中でぐちゃぐちゃに絡まってしまう感じです。さっと取れるとダークバッグ内で巻き直しが出来ますので、それほど気にはなりません。勢い黒白フィルムの時はコダックさんのスプールを使うようになってしまいました。

PENTAX Q7 Standard Prime 8.5mmF1.9
撮影データ:1/60sec F5.6 ISO1000
それでも、いっぱいあるフジフィルムさんのスプールを使いたい訳で、真ん中の引っ掛け爪を切り落としてしまいました。これでタンクリールにフィルムを巻き取る時に、遮光紙が必要以上にダークバッグ内で体積を取ってしまうこともなくなりましたし、回収した遮光紙をもう一度スプールにまきなおして、中判カメラのフィルム送り練習に使えます。
黒白フィルムの自家現像を行う時に良く見てみると、反対側の先端には固定用の穴が開いていない訳です。巻上げがスムーズに行われるように配慮されている訳で、自家現像を行わない環境であれば、フィルム巻上げが簡単確実に行える工夫です。フジフィルムさんはこの様な細かな配慮が良く効いていて、フィルムを装填している時点から撮影が楽しくなる要素があります。
それでも、カラー・フィルムの時はカメラ屋さんに現像をしてもらいますから、爪を切ってあるスプールは数個です。黒白フィルム撮影をする時用に取ってあるといった感じで、たかがスプール、されどスプールといった感じで活用していきたいと考えています。
それでは、今月初めに撮影した写真から掲載します。

写ルンです シンプルエース
撮影データ:1/140sec F10 ISO400
小川の流れとあじさいの花。中判フィルムではないのですが、写ルンですのその場の雰囲気をまとめ上げる実力に感心しました。一眼レフ・カメラでもなかなか出せない味わいです。
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