「セゾン文化は何を夢みた」（永江朗）を読む

先月の２５日、セゾングループで一斉を風靡した堤清二氏が永眠されました。それを機会に私は知人が企画に参加し出版した「セゾン文化は何を夢見た」（朝日新聞出版）を読み返しています。なぜなら私は社会人のスタートが西友でしたので堤氏の死には、雲の上の人であり接点もなかったのですが、少し感慨深いものがあります。京都に住んでいた学生時代、どこに就職しようかと考えた時、日本広告史に残る「不思議、大好き」「おいしい . . . 本文を読む

映画「マラヴィータ」（監督：リュック・ベッソン）を見た

■製作年：２０１３年 ■監督：リュック・ベッソン ■出演：ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズ、他   とにかくこの映画は豪華なのです。マーティン・スコセッシがプロデューサーを勤め、リュック・ベッソンが監督、ロバート・デ・ニーロが元マフィアを演じるという燻し銀の組合せ。名作「ゴッドファーザー」がマフィアの家族愛を描いたのに対し、この「マラヴィータ . . . 本文を読む

「２０１４年インフレに向かう世界：だから株にマネーが殺到する」朝倉慶（徳間書店）を読む

朝倉慶という経済アナリストがいる。大型書店に行くと彼のコーナーがあり多数の本が並んでいる。安倍政権になり、政策転換しアベノミクス相場が形成され株が上昇したとき彼の本がどどっと並んだ。少しこの相場は鎮静化しているようだが、相変わらず最近も本は出ている。で、その本を読んでみた。ちなみに私はこのブログでもわかるように経済とは縁遠い人間だ。大学は経済学部出身なのに、ほとんどその勉強をしなかった。だから最近 . . . 本文を読む