やぁ、梅雨入りの今日いかがお過ごしでしょうか「のりもの倶楽部」南信州版でっす。
これからしがらくバイク乗れないか…
昨日バンディットを買ってくれる方がバッテリーをもってきてくれたんですが、
エンジンかけたらまたガソリンの腐った臭いが…
なので再度オーバーホールしてました。
しかしたった3ヶ月で再発するなんて、
何がいけなかったのかサッパリ分かりません…
やはりガソリンは抜いておかなければいえけませんねぇ。
で、本題ですが、
今日は時間もタップリあるので、
かなり前に行ったエンジンの組み立てでも書きます。
もう1週間以上前の話かな?
日記の機能なんぞクソ食らえですわ。
まずピストンですが、
このエンジンは構造上インマニ側(つまり上側)にオイルが当たりにくいのか、
ピストンが痛んでるエンジンをよく見るので、
対策としてスカート部のエッジを均しておきます。
こうすればエッジでオイルをかき落としてしまうのも軽減されるでしょう。
ホントはピストンの横に穴を空けるか迷いましたが、
強度が心配だったため中止。
だって割れたら嫌ですもん。
僕が見る限りでは、ピストンのサイド部が傷んでなかったエンジンはありませんでした。
シリンダーは大丈夫でもピストンサイドの痛みはどのエンジンにも見られたので、
ここは気を付けて組んでいきたいもんです。
終ったら洗浄してピストンリングの組み付け。
一応ですが合い口はインマニ側にならないようにしておきました。
いつものようにピストンを入れます。
ガスケットを忘れずに。
ちなみにガスケットセットも購入の時譲っていただきました。
貰い物ばかりで構成されたエンジンですなぁ。
ノックピンも入れたらシリンダー入れてカムチェーンガイドローラーを装着します。
ボルトはまだ本締めせず、組み終わった段階で締めてチェーンラインを出します。
それとピストンリングがすんなり入るか心配でしたが、
なぜか簡単に終りました。
高校生の頃はこれで苦労したもんですが…
ピストンヘッドはシリンダートップとツラになってるか確認。
もし6V用のピストンだったら飛び出してるはずです。
これは6VエンジンですがGクランクのため12V用を使用。
紛らわしいですねぇ。
それとサイドのボルトですが、
今までのボルトでは締め付けに不安があるため、
ステンレスのヘキサゴンタイプに交換しました。
小さな事からコツコツと。
ガスケットを入れたら先に組んであったヘッドを入れ、
ヘッドカバーの矢印を下側にして装着したら締め付けに入ります。
トップのナットの締め付けトルクは1.2キロほど。
左下だけ銅ワッシャーを付けるのは、ここだけオイル通路になってるからです。
その後フライホイールのTマークと、
スプロケットの○マークを切り欠きに合わせカムスプロケットを入れていきます。
カムスプロケットを外す時、チェーンに印を付けておけば楽だったのですが、
そんなの知らなかったので何回かスプロケット入れ直してました。
初めて作業を行う人はスプロケットを入れながらチェーン張るのが難しく思えると思います。
僕もそうでしたし。
コツとしてはスプロケットを右側から入れてチェーンを掛けたら、
ドライバーでテコの原理を使ってスプロケをカムの出っ張りに引っ掛ける感じ。
慣れれば簡単なんですが、口で説明すると難しいですねぇ。
キチンとチェーンが張れたら9ミリのボルトを締めます。
ネジロックを忘れずに。
後は右と左のカバーを装着して、
タペットクリアランスを0.05mmに調整したら腰上は終了。
思ったよりアッサリ終った感じでした。
クラッチ側のカバーですが、
汚かったためサンドブラストをして、耐熱シルバーで塗装しました。
バフかけしようかとも思いましたが形が複雑なので断念…
ちなみにキックシャフトのオイルシールですが、
オイル漏れしていたので新品に交換しました。
やっとエンジンは組みあがったので、久しぶりに車体に載せます。
載せるのも一人で全部出来るので楽ですねぇ。
エンジンを載せたら取り外してあった部品を元通りに組んでオイルを入れます。
今回は手元にあったS9を使用。
次回からはG3あたりのオイルを入れると思います。
オイルを入れたらいきなり始動せず、
プラグを外して空キックを何か行ってオイルを行き渡らせます。
このエンジンはキック1発で元気良く目覚めてくれました♪
完成がこちら。
結構バラバラにして掃除したので綺麗に見えますねぇ。
実際綺麗ですよ(笑
今回エンジンを整備してみて思ったのは、
このエンジンって丈夫で長持ちって言われますけど、
実際はそんな事なく、
ノーマルでもピストンは平気でカジってるしヘッドの材質だって柔らかいので、
定期的にオーバーホールを行いたいと思えました。
パワーアップしたエンジンならなおさらですよね。
ちなみに今回組み込んだパーツを閲覧すると…
ダックス70レギュラーヘッド
キタコ ハイカム
キタコ レギュラーヘッド用ビッグバルブ
キタコ 強化バルブスプリング
アドバンスドプロ ハイコンプピストン
デイトナ 強化オイルポンプ
デイトナ 強化クラッチ
こんな感じですがこれで一気に
ハイカム、ハイコンプ、ハイポート、ビッグバルブ化を果たしてしまったことになります。
今はナラシ運転中ですが、この間全開でもないのに80キロオーバーしまして、
全開にするとどんな感じか楽しみでありあます。
とりあえずエンジンの仕様はこんな感じになりましたが、
僕の野望はまだまだ終らない。
次は12Vエンジンのクランク使ってCDI化し、
スーパーヘッドとスカットピストンかな♪
4ミニは終わりがありません…
← バイクにハマってしまった哀れな同志はコチラ♪
これからしがらくバイク乗れないか…
昨日バンディットを買ってくれる方がバッテリーをもってきてくれたんですが、
エンジンかけたらまたガソリンの腐った臭いが…
なので再度オーバーホールしてました。
しかしたった3ヶ月で再発するなんて、
何がいけなかったのかサッパリ分かりません…
やはりガソリンは抜いておかなければいえけませんねぇ。
で、本題ですが、
今日は時間もタップリあるので、
かなり前に行ったエンジンの組み立てでも書きます。
もう1週間以上前の話かな?
日記の機能なんぞクソ食らえですわ。
まずピストンですが、
このエンジンは構造上インマニ側(つまり上側)にオイルが当たりにくいのか、
ピストンが痛んでるエンジンをよく見るので、
対策としてスカート部のエッジを均しておきます。
こうすればエッジでオイルをかき落としてしまうのも軽減されるでしょう。
ホントはピストンの横に穴を空けるか迷いましたが、
強度が心配だったため中止。
だって割れたら嫌ですもん。
僕が見る限りでは、ピストンのサイド部が傷んでなかったエンジンはありませんでした。
シリンダーは大丈夫でもピストンサイドの痛みはどのエンジンにも見られたので、
ここは気を付けて組んでいきたいもんです。
終ったら洗浄してピストンリングの組み付け。
一応ですが合い口はインマニ側にならないようにしておきました。
いつものようにピストンを入れます。
ガスケットを忘れずに。
ちなみにガスケットセットも購入の時譲っていただきました。
貰い物ばかりで構成されたエンジンですなぁ。
ノックピンも入れたらシリンダー入れてカムチェーンガイドローラーを装着します。
ボルトはまだ本締めせず、組み終わった段階で締めてチェーンラインを出します。
それとピストンリングがすんなり入るか心配でしたが、
なぜか簡単に終りました。
高校生の頃はこれで苦労したもんですが…
ピストンヘッドはシリンダートップとツラになってるか確認。
もし6V用のピストンだったら飛び出してるはずです。
これは6VエンジンですがGクランクのため12V用を使用。
紛らわしいですねぇ。
それとサイドのボルトですが、
今までのボルトでは締め付けに不安があるため、
ステンレスのヘキサゴンタイプに交換しました。
小さな事からコツコツと。
ガスケットを入れたら先に組んであったヘッドを入れ、
ヘッドカバーの矢印を下側にして装着したら締め付けに入ります。
トップのナットの締め付けトルクは1.2キロほど。
左下だけ銅ワッシャーを付けるのは、ここだけオイル通路になってるからです。
その後フライホイールのTマークと、
スプロケットの○マークを切り欠きに合わせカムスプロケットを入れていきます。
カムスプロケットを外す時、チェーンに印を付けておけば楽だったのですが、
そんなの知らなかったので何回かスプロケット入れ直してました。
初めて作業を行う人はスプロケットを入れながらチェーン張るのが難しく思えると思います。
僕もそうでしたし。
コツとしてはスプロケットを右側から入れてチェーンを掛けたら、
ドライバーでテコの原理を使ってスプロケをカムの出っ張りに引っ掛ける感じ。
慣れれば簡単なんですが、口で説明すると難しいですねぇ。
キチンとチェーンが張れたら9ミリのボルトを締めます。
ネジロックを忘れずに。
後は右と左のカバーを装着して、
タペットクリアランスを0.05mmに調整したら腰上は終了。
思ったよりアッサリ終った感じでした。
クラッチ側のカバーですが、
汚かったためサンドブラストをして、耐熱シルバーで塗装しました。
バフかけしようかとも思いましたが形が複雑なので断念…
ちなみにキックシャフトのオイルシールですが、
オイル漏れしていたので新品に交換しました。
やっとエンジンは組みあがったので、久しぶりに車体に載せます。
載せるのも一人で全部出来るので楽ですねぇ。
エンジンを載せたら取り外してあった部品を元通りに組んでオイルを入れます。
今回は手元にあったS9を使用。
次回からはG3あたりのオイルを入れると思います。
オイルを入れたらいきなり始動せず、
プラグを外して空キックを何か行ってオイルを行き渡らせます。
このエンジンはキック1発で元気良く目覚めてくれました♪
完成がこちら。
結構バラバラにして掃除したので綺麗に見えますねぇ。
実際綺麗ですよ(笑
今回エンジンを整備してみて思ったのは、
このエンジンって丈夫で長持ちって言われますけど、
実際はそんな事なく、
ノーマルでもピストンは平気でカジってるしヘッドの材質だって柔らかいので、
定期的にオーバーホールを行いたいと思えました。
パワーアップしたエンジンならなおさらですよね。
ちなみに今回組み込んだパーツを閲覧すると…
ダックス70レギュラーヘッド
キタコ ハイカム
キタコ レギュラーヘッド用ビッグバルブ
キタコ 強化バルブスプリング
アドバンスドプロ ハイコンプピストン
デイトナ 強化オイルポンプ
デイトナ 強化クラッチ
こんな感じですがこれで一気に
ハイカム、ハイコンプ、ハイポート、ビッグバルブ化を果たしてしまったことになります。
今はナラシ運転中ですが、この間全開でもないのに80キロオーバーしまして、
全開にするとどんな感じか楽しみでありあます。
とりあえずエンジンの仕様はこんな感じになりましたが、
僕の野望はまだまだ終らない。
次は12Vエンジンのクランク使ってCDI化し、
スーパーヘッドとスカットピストンかな♪
4ミニは終わりがありません…
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