南信州のりもの倶楽部♪

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タイガー製エンジンのピストンとシリンダーの加工

2008年06月26日 13時32分54秒 | 輸入横型エンジン編
やぁ。毎日がチャランポランな「のりもの倶楽部」南信州版でっす。
当面の悩みは何も悩みが無い自分ですかね。

この頃コレばっかなんですが、
今日もタイガー製横型エンジン弄りのお話。
前回まではヘッドでしたが、今回はピストンとシリンダーの事書いて、
このエンジンの腰上は終了です。

まず上の写真ですが、
タイガーモーターサイクルのロケットボーイはシリンダーの上側に、
エンジンマウントらしき物が付いております。
しかしこのマウントは当然使わないのでカットしてしまいました。

ちなみにボアとストロークを測ってみましたが、
54×54ミリで、これはタケガワのピストンとシリンダーのパクリですかね。
モンキーのクランクケースはボアアップの限界が52ミリらしいので、
このエンジンはクランクケース加工、ロングストローククランク、
ボアアップにスーパーヘッドと、
全てが少し前のタケガワコンプリートエンジンのパクリっぽいです。

そのうちローラーロッカーやスカットピストンまでコピーされる時が来るかな?









ピストンはスカート部のバリ取りしかしていません。
と言っても、このピストンはそこまで酷いバリも無かったので、
もしかしたらやらなくても良かったかもしれませんが。

しっかしデカいエンジンのわりにはピストン小さく見えますねぇ。
まぁ、ガンダムで言うところの「デンドロビウム」って感じがピッタリ。
クラッチ側とパルサー側のカバーが無駄に大きく見えてしまいます。









全ての加工が終ったので一気に組んで、
LIFANのエンジンから外したワンオフのカムスプロケットを装着して終了。
締め付けトルクなどは国産のエンジンと同じでOKですが、
少し感じが違ったのがカムチェーンテンショナーで、
僕の持ってる6Vエンジンは手動と自動のテンショナーなのに対し、
このエンジンは油圧でテンションをかけてるっぽいです。

カムチェーンを引っ張るとどこかで「ジュルジュル」とオイルの音がしたんですが、
このエンジンはオイル抜いてあるし、
もしかしたらオートテンショナーの音かもしれないので、
詳しくは分かりませんでしたが。
でも6Vのエンジンよりはカムスプロケットは組みやすかったと言うか、
あまりカムチェーンにテンションがかかってない感じでした。

これでエンジンの腰上は終ったので、
次はスターターを外して軽量化の事を書いていきます。
また見て下さいな。



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コメント (4)
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