マサさんの「つれづれ日記」

松田昌のエレクトーン、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)よもやま話

アジア・太平洋ハーモニカフェスティバルin杭州レポ2~B

2008年11月06日 15時11分38秒 | 日記
ボクが中国の土地を踏むのは3回目。
昔は、車は少なく、広い道路は怒濤のように自転車が押し寄せていた!

そのころに比べると車道には車が多くなり、自転車はずいぶん少なくなったが、
やはり日本より多い。
雨のときは、このようにビニールをかけて乗っている。

似たような雨よけビニールが東南アジアの各国にあって、
ボクはインドネシアで買ってきたものを愛用していた。(笑)
日本ではちょっと目立つけど・・・笑

ところで、面白い経験をした。
「人生すべて心の持ちようだ!」という経験。

日本で歩道を歩いているときに、
後から自転車がチリチリチリン!と鳴らすと、

「ここは歩道だろ!歩行者優先じゃないか!
自動車でもクラクションをできるだけ鳴らさないだろう?」
と、腹が立つけど・・・・

中国では、後でチリチリチリンと音がしても全く腹が立たない。
「ふ~ん・・・そう・・・・」と、ちょっとよける。
自転車は、スッと抜けてゆく。

日本よりクラクションの音が、プップ~、パッパ~とにぎやかで、
日本より沢山の自転車が、歩道を人間すれすれで走っていて、
日本では歩道を走れない原付自転車までが、人を追い抜いていく

信号が少ないから、車の波の中を歩いて渡ることも多い。
これには技術がいる。

歩行者と車の運転者の間に、阿吽の呼吸が必要なのだ!(笑)
怖くなって、変に止まるとかえって危ない。
車の運転手は、「あの歩行者は、前に進むものだ」と思って運転しているから・・・。

日本の生活感覚を捨てて心を一新しなければ、
ストレスがたまるばかり・・・・。

「郷に入っては郷に従え!」のことわざがあるが、
今までの経験から、ことわざを思い出すより先に心がそうなっている自分が面白かった。
この喧噪を楽しんでいる自分がいた。

こんな、社会は大変だけど、ボクはちょっと好き。
この活気がいい。

中国から帰った日に名古屋駅からタクシーに乗ったら、
大の男が、信号が青だからと、本を読みながらノロノロ横断歩道を渡っていた。

信号が自分を守ってくれると思っているのだろうか?
法律が自分を守ってくれると思っているのだろうか?

自分を守るのは、自分!
今の日本人はそれを忘れてしまっている。

ほとんどの日本人は、東洋では日本が一番と思っているが、
このままでは、どんどん他の国にいろいろな面で追い抜かれてしまう。

いや、もう、抜けれているかも知れない・・・・?

杭州レポート、また続きます。
今日は、このへんで。


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3 コメント

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活気が (ヨーヨー)
2008-11-06 23:35:08
活気がありますね!
生きていく力強さを感じます。
前向き!いいですね


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そうそう! (マサ)
2008-11-07 01:24:49
活気も、熱気も、殺気も・・・・笑

日本よりあった。
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活気かあ (翠頌 (Suisho))
2008-11-07 08:56:07
今の日本は行き着くところへ行き着いてしまって、今までの問題ばかりが出てきてしまっている感じ。
かつての日本にあった活気と熱気が中国には今マサにある感じ。そんな感じを受けました。
交通事情のお話を読んで、私だったら果たして生きていけるかどうか…なんだか怖いなあと思いました。
そんな彼らの好む音楽、演奏する音楽はどんな感じなのだろうか…。
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