沖浩一先生の講座、やはり素晴らしいものだった。
沖先生との出会いがなかったら、ボクの人生はかなり違っていただろう。
講座の内容も、昨今よくある、ステージアの使い方なんて講座とは、
次元が違う!
グレゴリオ聖歌から、シェーンベルクの12音音楽まで、
西洋音楽の主に和声的な変遷を軸に、
自分の音楽語法を語られるという、実に壮大なものであった。
特に、ドミナント・モーションと裏アーメン終止の拡大解釈が面白かった。
その後、昼食にご一緒させていただいて、楽しい時間を過ごさせていただいた後、
名音大に行ってピアニカバンドの練習。
今日の練習はいろいろ有意義だった。
終わって、メンバーと一緒に「ザ・めし屋」で夕食を食べた。
サバの煮付け・ほうれん草のおしたし・豚汁・ライス・・・・・
理想的な食事!(笑)
ここで、名古屋に来てずっと会いたかった人に、偶然出会った。
三味線のやそすけ氏!
やそすけさんとは、数年前に一度会っただけだ。
稲垣智保さん主催の合歓の合宿で、どちらも講師に呼ばれて、
1曲一緒に演奏した。
たった、それだけの出会いなのに、会いたいな~!と、ずっと思っていた。
名古屋に越して、ライブハウスのスケジュールをチェックしては、
顔を出さなきゃ~!と思い続けて4年半!
「ザ・めし屋」でご対面~~~~~ん!(笑)
人生で、人との出会いほど不思議で、また大切なものはない!
きっと、この出会いは、今後のボクの人生に、
何らかの影響を与えるだろう・・・・・。
たのしみ、たのしみ。
(写真はブエノスアイレスの街角で)
どれもよく撮れてますよね^^絵になってる。。
裏アーメン終止って何ですか?
教えて下さい。
あの体全体からほとばしるようなエモーショナルな演奏、観たいです…昌先生とのジョイントも観たい。オルガンピアニカとかどうでしょう?
マネージャーの前川が撮っているものがあります。
この、ブエノスアイレス路上は前川が撮ったものです。
趣味で写真をやっているから、ボクより上手です・・・・笑
ハ長調で言うと・・・・・・・・。
E7~Cの進行。
普通、アーメン終止(変格終止)というと
F~C。
これが変化してマイナーになると、Fm~C
Fmの代理コードがB♭7
それをドミナントセブンの代理コード(裏コード)にすると、E7となる。
だから、E7~Cは裏アーメン終止という沖先生の学説!
この進行は、ドミナントモーション(E7~Am)に変化をつけたいと思うときに、ヒジョウに有効です。
お昼を食べたときに、
沖先生、佐々木昭雄、松田昌の3人のコンサート、昔、大阪と東京はやっているけど、名古屋はやっていない!という話になり、名古屋でやろうか?という、意見が出ていました~!笑
必然の偶然。
人生で何度か起こる、とても大事なシンクロニシティ。
ふと「ピアニカならできるかも」と、何気なく口にした一言が、まさかこんな風にずっと尊敬していた雲の上のような存在だった(本当です)マサ先生に教えていただく機会を得ることができるなんて・・・
それまでは「もう音楽に打ち込むことはできなくなっちゃったんだ」って、あきらめかけていましたが、また明るい陽が差して来たような気がしています。
一生懸命に前を見て生きていれば、そのときの自分にとって必要な人と、ちゃんと出会えるように、神様が「仕組んで」下さるんですね!
胸張ってマサ先生を「師匠」と呼べるように、私も頑張らなくっちゃ。
そしていつの日か、自分も誰かに「あなたと出会えたことが私の人生にとってとても大きな出来事でした」と言ってもらえるようになりたいな。
頭で理解するのに、5分くらいかかりました(笑)
具体的にどういう時に有効なのか、機会がありましたら
ご伝授下さいませ~