マサさんの「つれづれ日記」

松田昌のエレクトーン、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)よもやま話

Matsuda Masa

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イタリア日記 64 フィレンツェ4

2010年04月05日 05時35分03秒 | ☆イタリア☆

4/3

ウフィッチ美術館の近くには、ストリート・パフォーマーがたくさんいました。
絵を売っている人、似顔絵書き、ギターソロの演奏・・・・・。

写真は、ヨーロッパ各都市の路上によくいる、全身真っ白に塗ったパフォーマー。
大体、ピタリとも動かず、コインを入れると面白い動作をすることが多いのですが、

この天使は、愛嬌を振りまいて、観光客とツーショットで写真を撮るたびに、
チャリ~ン!と入れてもらっていました。

オイラもやるぜ~~~!
と意気込んで、日本から持参のアンプにつなぎ、音のチェックをしていたら、

フィレンツェ市の狗(いぬ)のお巡りさんが2人来て、
「許可がないのにこんなところで演奏するとはけしからん!逮捕する!」
(冗談ですが・・・・・笑)
諦めるしかありませんでした。

これで、イタリアのお巡りさんに注意されたのは2回目。
どうも、この旅、路上演奏はうまく行きません。

↓つづく


イタリア日記 65 ストリートショーに家内が出演!

2010年04月05日 05時33分40秒 | ☆イタリア☆


夜、散歩に出ると、路地の奥からウィンナワルツが聞こえてきました。
広場には200人くらいの人垣が出来ていて、

大きな笑と歓声をとっています。
人垣の中に入り、最前列の歩道に座ると・・・・・・・・

何と・・・・・!
隣の家内が引っ張り出され、ショーの脇役をやらされました~~~!

引っ張り出されたのは3人。
イタリアの男性、チェコ(多分)の少女と、大和ナデシコ!

日本代表の役割をしっかり果たしていました~!笑

↓つづく


イタリア日記 66 復活祭1

2010年04月05日 05時32分15秒 | ☆イタリア☆

4/4

実は、去年の4月、スペイン旅行から帰るとすぐに、
今回の、イタリア旅行の計画をたてはじめました。

まずは、スケジュール調整。
3~4月に入るべき仕事を、無理やりギュウギュウと前後にしわ寄せ!
おかげで、日本に帰ると5月6月は怒涛のハードスケジュールになっています。

まずは、イタリアのどこが面白いか?をネットで検索。
時期的に、何か面白いことはないか?

最初に決めたのが、「4月4日の復活祭はフィレンツェに泊まる」ということ。
いろいろ調べるとフィレンツェの復活祭が、行列があったり面白そうだったからです。

行進のスタートの8時半から、現地に行って待ち構えました。
行進は、騎士の行列、昔の衣装を着た女性たち、そして、
写真の小太鼓集団!

小太鼓といっても、ドラムセットのフロアータムくらいの大きさですから、
ちょっとピッチの低い太い音がします。

リズムは、ド~ン・ド~ン・ドンドンドン・、というトルコの軍楽隊のようなリズム。
そうそう、「ピアニキストMASA」という松田昌さんのピアニカのCDを聞いた人は、
『マサ坊旅に出る』のリズムを思い出してくださいね~!笑

↓つづく


イタリア日記 67 復活祭2

2010年04月05日 05時30分07秒 | ☆イタリア☆


太鼓軍団に続いて、吹奏軍団!
といっても、楽器はファンファーレで使う、真っ直ぐなラッパとピッコロだけ。

真っ直ぐなラッパということは、倍音列の音しか出ないので、
ま、ソ・ド・ミ・ソ・ドくらいの音しか使わない進軍ラッパのようなメロディー。

ユニゾンだったり、2パートに分かれたり、ピッコロだけの部分になったり、
上手く変化をつけていました。

↓つづく


イタリア日記 68 復活祭3

2010年04月05日 05時28分33秒 | ☆イタリア☆


このような行進が、街の3つの方向から、中心の教会に向かって進んできて、
教会前の広場に集合!

旗が白地に赤の十字であるところから、
「十字軍の時代から続いたものだろうな~?」
と想像しました。

こんな想像は、間違っていてもいいのです(笑)。

よく美術館でガイドさんが、絵や画家や時代について説明をしていますが、
そのような事実の説明はひょっとしたら、
かえって絵を理解する妨げになるのではないか?と、思います。

人間は、論理的な理解をすることで、
絵の本質を理解したような気になってしまいがちだから・・・。

感性は人によって違うのだから、
その人流の理解や論理を超えた把握が大切ではないか?と思います。

↓つづく


イタリア日記 70 復活祭5

2010年04月05日 05時25分10秒 | ☆イタリア☆


夕方、許可が要らない広場で路上演奏をしようと、
(現地の路上演奏のギタリストに聴いてチェックしました。笑)

街に出ると雨が降り始めました。

「この旅は、ホンマに路上が、あきまヘン!」

「マサ坊に、路上をさせない、雨とポリ」

雨の中、スピーカーを入れたカバンをゴロゴロひきながら街を歩いていて、
ふっと入った土産物屋で、イタリア独特のマーブル模様を作る実演をしてくれました。

ま~、こんなことをしてくれたら何か買わなければならなくなるのですが・・・笑

そこはホレ・・・・・魚心あれば水心!
「おぬしも悪よのゥ、土産物屋!」

いろいろなことがあったフィレンツェ最後の夜は更けてゆきました。