待ちに待った感動の、巣立ちでした。

　先月の半ばから、たぶんクロアゲハの幼虫が、何匹かスダチの木を食い尽くしていることは、記事に致しましたね。

昨日はまさに感動な出来事があったんですが、いつもの文章の下手さ加減で、それを上手く伝える自信がありませ

んが、最近には嬉しい感動の出来事でした。

右のサムネイルに示していますように、幼虫からサナギになって、スダチの木にじゃなくて、支えの樹脂に止まって

いたんです。いつも見守って、撮影できる態勢を整えて居ました。子供の夏休みの観察みたいでしょう。

久し振りにそんな気になっていました。私だけじゃなくて、家内まで、気になって良く見ていました。


サナギから、どれぐらいで羽化するのか、まったく知識がありませんから、毎日、今日ではないだろうかって、期待して

眺めるんです。デモ、毎日毎日、変化がみられませんが、始めは、頭部を前後に時々動かしていたんです。

ああ、まだ生きて居るなあ、と確認できていました。ある時期から、ほとんど動きませんから、心配でした。蟻からやられ

はしないか、鳥に食べられないか、蜂にやられないか、なんて心配ばかりするんですね。


それが大きな一大変化が洗われたのが昨日の朝だったんですね。5時前に目が覚めて、見たときは変わりはなかった

のですが、7時前に家内がそっと起こしたんですね。


アレ、これは異常だ成って、直ぐに眺めますと、大きなクロアゲハがスダチにとまっていて、ゆっくり羽根を動かしていました。

サナギを見ると、色も変わっていまして、羽化した事が分かりました。これが生まれたんだなあ、って、二人で眺めていました

が、ビックリして、焦っていますから、網戸越しにしか撮れていません。しかもむこうがわにとまっていました。

しばらくしたら、もう別れも済んだと言わんばかりに、ゆっくりと裏山の中に飛んでいきました。嬉しくもあり、悲しい寂しい別れ

になっていました。そして、鳥に食べられないようにな、危ないことがあったら、またここにいつでも帰ってお出で、何時でも

良いからね。なんて思いました。まさに娘をお嫁に出すような気分でしたね。


このことは大きな今朝の感動でした。外に出掛けるときも、気にしながら出ていましたし、もう気にすることもないと思ったら、

何か寂しいものですね。そんな我が家の感動が、すこしでも、伝わり、感じて頂いたら、嬉しいです。一つ残念なことがあるん

です、それは羽化する瞬間を画像に納めたり、動画に撮ろうと意気込んでいましたが、それは残念ながら、無理でした。

構えていただけに、とても残念です。でも、でも、大きな感動をありがとう。

<■　クロアゲハの誕生と別れ　■
<
ソースはSakuraさんにお借りしています

<>
<>
<>
<>
<>
<>
<>
<>
<>
<>
<>
<>
<