宇宙に羽ばたく日まで

その日は、きっと来るだろう。
その日まで、地に足をつけて歩こう。
その日まで、皆んな仲良く手をつなごう。

回転(3)

2016-11-20 17:59:26 | 思ったこと
ナチュラル・ターンもリバース・ターンも6歩で1回転することになります。
そのステップのカウント1~3で進行方向に前進する男性(女性)が
大回りをして180°くらい回転することになります。
この大回りをする男性(女性)が推進力を発揮します。
進行方向に後退する女性(男性)は小回りをして、それについてゆく感じです。

それで、フロアーの中を公転する円軌道のラインを想定してみますと、
ナチュラル・ターンは、前進する男性(女性)がそのラインの内側を回ることになります。
逆にリバース・ターンは前進する男性(女性)がそのラインの外側を回ることになります。

ですので、リバース・ターンの時の方が少しですが、距離が長い。

ということは当然ながら音楽のテンポは一定に進みますので、
リバース・ターンの前進する男性(女性)はナチュラル・ターンの時より
スピーディに回転しなければならない、ということになります。

このことは、ダンスをしなくても簡単に実験できます。^^

二本の足でその場で自転してみようと回転しますと、自然と公転軌道を描いてくると思います。
時計回りに自転してみますと、「自然」と公転軌道は反時計回りになると思います。

これを無理して(頑張って)一歩で180°以上回転し続けると時計回りに公転軌道を
描くことができるでしょう。

以上のようなことからして、
社交ダンスではフロアーを反時計回りに回る(公転)ことが原則となっていますので、
時計回りに自転することをナチュラル・ターン(無理しない自然な回転)
というようなことになったのだと思います。

もし、フロアーを時計回りに回ることが原則となっていたのでしたら、
反時計回りの自転をナチュラル・ターンと呼んでいたことでしょう。

(つづく)
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