宇宙に羽ばたく日まで

その日は、きっと来るだろう。
その日まで、地に足をつけて歩こう。
その日まで、皆んな仲良く手をつなごう。

Tさんと

2014-08-04 14:33:37 | 学んだこと
先ほど、またTさんから電話があり、
「これから車で迎えに行くから昼食をいっしょにしよう」ということでした。

コンビニでソバ弁当とお茶を買ってもらい、公園の階段状の瀬田川のほとりに腰をかけて、
とても静かで見晴らしのいいところで語りあいました。

TさんはステージⅣで、お医者さんから胃の全摘出手術を勧められていたのですが、

『お医者さんは胃以外に転移しているところのことまで考えていてくれない。。
 とりあえず胃を取ろうというような。。
 しかし、胃を取って元の健康な体に戻ることはとうてい考えられないし、
 逆に手術せずに、たとえ寿命が短くても今のまま元気で食べることができる時間を楽しみたい。』

という思いになり、このところ抗がん剤の使用もやめていたそうです。
爪を見せてもらったのですが、以前会った時より爪の根元から半分のところまで回復しているのです!

そしてお医者さんに言ったそうです。
「抗がん剤も手術も止めます。しかし、心配なのでCTなどの定期的な検診だけはして下さい。」と。。
そう言うとお医者さんは怒るだろうと思っていたそうですが、笑っていたそうです。

お医者さんの心境としては、どのようなものなのでしょうかね!?

Tさんが現代医療の呪縛から抜け出す良い選択をしたようで、私は語り合いながらとても嬉しくなりました。
分杭峠のことも話しましたが、今はまだそのようなことまでは興味が向かないようでした。

昼食を終え公園から帰途につく時には、何かしら明るい未来が見えたような気がしました。
コメント
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