あなたにもできる!ハーバード留学!!~アラフォーからのボストン留学体験記

アラフォー研究者のボストン留学体験ブログ。
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アラフォーからの海外留学準備編012:どうする子供の教育?スクーリング?公立?私立?

2013-04-26 12:23:59 | アラフォーからのハーバード留学準備編
 アラフォーからの海外留学の場合、家族の問題特に子供の問題が出てくる。特に子供の学校の問題はできればあまりブランクがないようにしたいところである。ベストなのは留学する本人が先に渡米しセットアップをしてから、現地の新学期に合わせて子供および家族が渡米することであろう。我々の場合4月に一緒に渡米することとなっていたため、子供のスクーリングについては懸念の的であった。

 とりあえず日本での幼稚園が春休みになってから渡米することとした。アメリカの場合新学期は9月であり、公立の学校の場合大体2月から4月くらいに次の年度の募集が始まりすぐいっぱいになるため注意が必要である。うちの子の場合、今年度は年長のため9月からは義務教育の幼稚園(キンダ―)となる(*)。またこのため我々も日本にいる時点から公立の学校にアプローチしたが、結局現地に住所がないと申し込めない。

 このためキンダ―については現地にいってからの申し込みとなった。また問い合わせをしてもノーレスポンスであった。ただ日本人ネットワークのボランティア団体日系ボストニアンサポートライン(かなり有用な情報を教えてくれるボランティア団体)に問い合わせるといくらいっぱいになるとはいっても義務教育のため学校に入れないことはないらしい。


いずれにせよ、うちの子の場合こちらの年度(スクールイヤー)だと年中になるため4月から9月は公立に入れず、私立のプレスクールに通うことが必要である(**)。私立のプレスクールはどこも日本と比べて割高(月13-8万円くらい)なため、レスはよく日本からの問い合わせにもすぐ応じてくれる。住居の近くにあるプレスクールに空きがあることを日本からメールで確認しとりあえずブランクがない状況になったのは幸いであった。また共稼ぎの状態にならないのであればプレスクールは週3のオプションもあるため、毎日でなくてもよいかもしれない。
さらには再度になるが4月に自分だけが渡米、9月に妻と子供が渡米でもよい気もする。その場合日本での住居費・生活費・教育費がかかるため同じかもしれないが。。

(*)日本語のESLクラスがある学校はBrooklineで二校。そのうち家の近い方の学校を結局こちらに来てから申し込みました。ただ日本人が多いので、日本人の子供は日本人同士で固まって日本語をしゃべっているという状況に多々陥ります。英語環境に慣れるという意味では、ESLクラスがない学校の方がよいのかもしれません。

(**)なおBrooklineにはプレスクール年代の子供の効率学校のプログラムThe Brookline Early Education Program (BEEP)もあります。月謝は私立とそんなにかわらないかもですが、年長(キンダー)になった時に、地区が同じなので、同じクラスにBEEPでの知り合いが多いのがよいところです。

アラフォーからの海外留学準備編011:家庭および職場の残務整理

2013-04-26 11:54:45 | アラフォーからのハーバード留学準備編
 なかなか手につかないが、やらざるを得ないのがこの残務整理である。
VISAの申請が可能になった年明けから動き始めたが、終わるまでに3か月かかってしまった。早いうちに動いてしまうことに越したことはない。

1)仕事のまとめもしくは引継ぎ
2)サンプル整理と留学先で利用するサンプルの送付方法の手配
3)学会の休会もしくは退会手続き
4)粗大ごみの手配
5)水道・ガス・電気・インターネット・携帯電話の解約手続き
6)住居の解約手続き


1)は論文2本投稿が必要であったためかなり大変であった。一本は期間中にアクセプト、もう一本はリジェクトとなっため渡米後も対応に追われた。まとめにかかるのに出立半年前がリミットだったが少し粘りすぎたのが問題であった。

2)はDNA、タンパク、細胞の三種類を捨てるもの、保存するものに仕分けした。大体1-2週間必要である。留学先でいくつかのプラスミドが必要になる可能性があり、上司の許可を得て一部をもっていくこととした。

持参する方法は、名刺型の露紙にプラスミドを数滴たらしたものにプラスミドの名前を書いたものを手帳サイズの名刺ホルダーに入れそれを手荷物に入れて持参した(特に税関ではしらべられなかった)。多分モレキュラーよくやっている人ならご存知だと思うが念のため抽出(英語でリカバリーというらしい)方法はこちら

3)は年度区切れが学会によって違うので、留学が決まり次第早く手配すべきである。

4)は2-3週間前だと手配可能。一週間前だと無理なことも多いため、はやめに動くことが大切。東京はオンラインで手配できるので便利である。

5)これは直前でよいかもしれない。ただインターネットは更新月とのからみがある。僕の場合はちょうど出立日の翌月から更新月であったため一か月前に解約をお知らせするのがベストであった。
携帯電話は出立直前まで利用する可能性があるので出立日前日夜に解約した。

6)通常1-2か月前に家主に告知することになっている。航空券が手配でき出立日が確定するとベストな引き渡し日がわかるので、航空券を予約した後に連絡するのがいい。結局出立日前日を引き渡し日とした。寝具は引き渡し日の朝に粗大ごみとして破棄した。

アラフォーからの海外留学準備編010:国際免許証と無事故証明

2013-04-26 11:35:00 | アラフォーからのハーバード留学準備編
 日本でペーパーゴールドドライバーで、ボストンも公共交通機関が発達しているためほぼ車にのることがないかもしれないが、一応念のため国際免許証を取得することとする。また渡米後万が一車を運転する場合保険に入るとき保険料が安くなるというので英文の無事故証明も取り寄せることとした。

1)国際免許証は運転免許試験場もしくは運転免許センターで取得可能なようである。ただあとから分かったことであるがボストンのあるマサチューセッツ州警察は国際免許を有効としないという話もあり、取得しても本質的には意味がないのかもしれないし、担当者によって判断が分かれるというのが実際のところだろう。アメリカの免許を早くとってしまうことにこしたことはない。詳しい状況はこちらも参照

2)無事故・無違反証明は警察署もしくは運転免許センターでゆうちょ銀行の振込用紙と一体化した申込用紙をもらいそれに必要事項を記入してお金を払い取得する。申込用紙の備考欄に海外で使うので英文の証明書が必要な旨を記載しておくと和文・英文両方の証明書を作成してくれる。大体1-2週間かかることが普通である。

アラフォーからの海外留学準備編009:納税管理人の設定

2013-04-26 11:19:49 | アラフォーからのハーバード留学準備編
 出立前にしておかなければならないことに、納税管理人の届け出がある。
出立日までの収入に応じた所得税及び前年の収入に応じた地方税を払う必要があるためだ。なんだかなー。いないのに住民税とるなよという気もするが。。

 1)所得税は国税庁への届け出を現住所の管轄の税務署に届け出る。

 2)地方税に関しては区役所(たとえば港区)に届け出る。

のが一般的である。二つは連動しておらず、また転出届とも連動していないので、結局2か所届が必要なのが注意点である。


また2)は転出届、年金の切り替えもしくは停止、子ども手当の停止の届け出と一緒に行うとよいだろう。東京は区役所が割と機能的にできていてほぼワンストップで手続きが可能なのが便利である。



アラフォーからの海外留学準備編008:片道航空券はどのように手に入れるのか?

2013-04-25 13:46:35 | アラフォーからのハーバード留学準備編
大使館の面接が終わると早くて数日でVISAが送られてくる。すると航空券の手配が次の目標となる。
初めて留学用の切符を手配すると、最近状況が変わってきているものの、片道航空券には一般的には格安というものがなく20-30万円するという話を知ることとなる。往復より高い片道航空券??少し意味がわからない。

往復買って、帰りの分をキャンセルするのでよいのではないのか?
しかしながら「復路放棄の場合は片道分の普通運賃をお支払いいただきます」と規定している航空会社もあるという話もネットにでておりなかなか侮れない。


これについては先輩方の方法を調査した。

1)片道航空券の安いのを探した
2)往復航空券を申し込んで、復路を無断で捨てた
3)オープンチケットの往復航空券にして、復路をキャンセルもしくは帰省に使用した
4)マイレージをつかった

の4つの方法が主なものであるようだ。

一番安全なのは1)だろうか?格安片道航空券は意外と探してみるとあるようである。2.6万から18.9万とか。マレーシア航空の2.6万はさておき、デルタの7-8万円は興味深い。これに燃料サーチャージをこめると14-5万円くらいか。

2)もやっている人は結構多いみたいである。原則的にはダメであるが、実際のところは帰りの航空券の有無について入国審査の際(入国管理官はパスポート、VISA、I-94、DS-2019を確認するのに精いっぱいである)に聞かれるわけでもなく、入国後の滞在先については1日目がホテルの場合や渡米後家を探す場合などあり航空会社が100%把握できているわけではないので「復路放棄の場合は片道分の普通運賃をお支払いいただきます」の規定は有名無実化しているのかもしれない。

あと1)と2)は意外と値段が変わらないということもわかってきた。4)も捨てがたい。
一昔前の片道が2-30万円するのが常識の時代と変わってきたようである。