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ハーバード留学生活3年目編003:郵送申請でJ1 VISA 更新

2015-07-16 17:06:36 | ハーバード留学生活3年目編
最初で最期のJ1 VISA 更新
J1 VISAがこの3月で期限が切れた。DS2019は前もって更新していたので、滞在には問題ないがVISAなしなので、国外に出られない。本当は2月に更新を考えていたので、DS2019は昨年の9月に申請した。

期限切れの半年前から応募可らしい。契約更新&給料交渉の時期である12月と重なるとややこしいので、あえてプリリミナリーなデーターがでてボスの機嫌のよさそうな早めの時期に長めの期間で申請するという手はずでだった。手違い(というか期間が2年だったのでJ1ビザの期限いっぱいの3年までのばしてもらった)があったのでさらに修正をお願いし、結局1月末に最終版を入手できた。

6月第4週の夏休みに入ってすぐ、子供の学校への影響や航空券の値段(数日違いで航空券が夏休み価格になる)からも、国外に出て手続きするベストなタイミングであり、今回夏休みを兼ねて一時帰国した。

大まかなタイムスケジュールとしては

2014年9月:DS2019申し込み
2014年10月末:DS2019ゲット
2014年11月:DS2019が2年のため交渉して3年に伸ばしてもらう
2015年1月末:DS2019ゲット
2015年2月初旬:航空券予約
2015年5月:DS160申し込み
2015年6月25日:VISA郵送申請
2015年7月10日:VISA受け取り


といった形で無事にVISA更新ができた。

郵送申請とは?

J1 VISAの更新の場合、以下の条件を満たせば、だいたい郵送で申請できる。基本的には日本に帰国して申請する場合(航空券が高いのでオタワなどにいって、カナダで申請する人もいる)、所属先に異動がなく(SEVIS番号が同じ)、パスポートやビザの紛失がなければ、可能である。大使館に行かなくてよいので便利である。


1)申請者はビザ申請時に日本に滞在していること。日本国外から国際郵便で申請することはできません。
2)パスポートの名前、生年月日および国籍は前回のビザと同じであること。
3)前回のビザ申請時に10本指全ての指紋が採取されていること。注:米国大使館および領事館は2007年11月1日以降に10本指の指紋採取を開始しました。前回のビザが2007年11月1日より前に発給された場合、ビザ更新には該当しません。
4)前回と同じ種類のビザを申請すること(Jビザ更新の場合は、前回のビザとSEVIS番号が同じであること)
5)前回ビザが発給された場所でビザ申請をしなけなければなりません。発給場所は、ビザの左上に記載されています。 注:札幌で申請した場合は東京、福岡で申請した場合は大阪/神戸と記載されます。申請書はこれらの場所に送付する必要があります。
6)ビザに”Clearance received”または”Waiver granted”という記載がないこと。
7)前回のビザが貼付されているパスポートを紛失または盗難されていないこと。
8)前回取得したビザが現在も有効であること、あるいは有効期限が切れてから12ヶ月以上経っていないこと。注:ビザの有効期限が切れてから12ヶ月以上経っていても前回取得したビザが”E、 H、 L、 PまたはR”ビザ以外の場合は、48ヶ月以内までこのプログラムが利用できます。


なお注意点としては、申請場所が前回と同じ(送付先は違ってもよい)であることであり、書類の送付先の最寄の大使館や領事館を選んではいけない。

また指紋の採取は14歳未満の子供は免除されるので、該当する子供が前回も今回も14歳未満の場合は採取がなくても郵送申請可能であるが、前回12歳で、今回14歳のようなケースでは郵送申請できないかもしれない。該当する場合はe-mailのカスタマーサービス support-japan@ustraveldocs.comがかなり優れているので、問い合わせしてみるとよい。

郵送申請の実際1(DS160提出)

まずはビザ申請申込書であるDS160を家族全員分、提出することが必要である。申請はこちらから行う。

注意点としては、

ギリギリでなく2ヶ月前など余裕を持って申請することが重要である。特に夏の時期は申請が多いためか、国務省のシステムが例年ダウンするようで、ここ数年アメリカ大使館でのビザ発給遅延が6-8月に生じている。今年も非移民ビザを申請する方で、6月9日以降にビザ申請書DS160に署名し提出した方は、ビザ手続きをすることができない状況が6月26日まで続いた。

初回時にも経験していることであるが、結構複雑かつややこしいシステムなのでセーブしながら入力するのと、入力した後exeファイルとして保存しておく(DS160のシステム中にオプションがある)ことが重要である(後から修正に保存ファイルを利用できる)。

さらに確認ページが一番重要になるので、確認ページ(バーコードのついた1ページの書類である、何ページかある入力内容のconfirmationと間違いやすい)を印刷&保存&メールに送付しておく(DS160のシステム中にオプションがある)とよい。

入力内容として間違いやすいポイントとしては、

1)申請場所を前回と同じにすること、
2)住所はアメリカの現住所を書くこと
3)2)のため、今回はアメリカ在住の親族がいる(つまり自分の家族)ことになること(前回は多くの人がアメリカ在住の親族はいなかったはず)


ところである。

郵送申請の実際2(オンライン予約システムにより申し込み)

郵送申請の申し込みおよびビザ申請はオンライン予約システムを介して行う。詳細はこちらの大使館のサイトに詳しいことが書いてあるが、郵送申請を選択し、書類送付先(日本国内の住所)を入力後、家族全員分(一人あたり180ドルであるが、日本円でしか払えない)の申請料金を納付することである。

クレジットカードによる支払いは今ひとつシステムが上手くいっておらず、複数人払う場合は同じ人に重複して払われるようで上手くいかない気がした。

ただ以下のように重複支払いについては返金されないようなので、入金操作を行うごとにクレジットカードの利用履歴を確認することと、もし不具合があれば、それ以上の入金はせず、e-mailのカスタマーサービス support-japan@ustraveldocs.comがかなり優れているので、問い合わせしてみることである。だいたい翌日までには回答が帰ってくる。

なお同じSEVIS番号であれば、SEVIS費用を改めて支払う必要はない。

重複支払い
ビザ申請料金は返金不可、譲渡不可です。申請料金をすでに支払い、面接予約の場面で問題が発生した場合(予約ができない)、再度支払い手続きを行う前にこちらまでお問い合わせください。また、支払いの途中で問題が発生した場合も受付番号を確認しますので、速やかにこちらにお問い合わせください。最初の支払いが完了している場合がありますので、再度支払わないようご注意ください。


全て終われば、バーコードのついた送付票がダウンロードできるので、ダウンロードして家族人数分印刷する。
上手く申請が行われていれば1週間くらいで、書類送付先に送付用のレターパックが家族人数分送られてくる。

郵送申請の実際3(郵送申請)

家族一人一人別々に(この辺りが不経済かつ事務作業が複雑になるのではないかと思うが別々におくることが必要なようである)、送付票と


1)DS-160確認ページ
2)6ヶ月以内に撮影した背景白の証明写真1枚
3)現在有効なパスポートおよび過去10年間に発行された古いパスポート
4)申請するビザの必要書類および補足書類


をレターパックに入れておくることが必要である。

必要書類はJ1の場合

1)パスポート
2)新旧すべてのDS-2019
3)ビザ送付票
4)DS160確認ページ
5)前回支払ったSAVIS(I-901 Student/Exchange Visitor Processing Fee)のレシート これは1回払えばいいので、前回同じものを持って行きました。
6)日本の銀行(郵貯)の残高証明(英文)
7)大学院の成績証明書(再発行)
8)ラボが決まった時に書いてもらったオファーレター(前回と同じ)
9)履歴書
10)証明写真
11)婚姻証明書(戸籍謄本+その英訳)


J2の家族は
1)パスポート
2)新旧すべてのDS-2019
3)ビザ送付票
4)DS160確認ページ
10)証明写真
11)婚姻証明書(戸籍謄本+その英訳)


を提出した。

日本の銀行(郵貯)の残高証明(英文)については、DS2019に給料を支払うことが書かれているのでいらないのかもしれないが念のため提出した。

戸籍謄本、日本の銀行(郵貯)の残高証明(英文)、大学院の成績証明書(再発行)は家族に6月初めに前もって申請してもらった。

また戸籍謄本の英訳は大野城市の雛形を元に自分で行った。

郵送申請の実際4(郵送申請その後)
6月18日前後に国務省のシステムの不具合でビザの発行が滞っているというニュースがありヒヤヒヤしたが、e-mailのカスタマーサービス support-japan@ustraveldocs.comに問い合わせ、遅延はあるものの郵送申請は受け付けられていることを確認し、6月25日夕方にレターパックを発送した。

その後タイムスケジュールは次の通りである。

1)6月25日:発送
2)6月27日:受け付け(26日にシステムは完全復旧。今年は遅延を取り戻すために、特別に27日にも業務したらしい)
3)7月1日:トラッキングシステムでissuedのサインに
4)7月9日:VISA受け取り


といった具合で、トータル15日必要とした。郵送申請の場合は受け付け直後にissuedにならないので、面接よりも少し時間がかかること、また今回はシステムの不具合もあったので、issuedになってから発行までに時間がかかったのかもしれない。いずれにせよ2週間の予定の滞在だと苦しいケースもあるということだ。

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