あなたにもできる!ハーバード留学!!~アラフォーからのボストン留学体験記

アラフォー研究者のボストン留学体験ブログ。
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ハーバード留学生活2年目編003:腰痛対策ストレッチ&ツボ

2014-04-22 11:44:34 | ハーバード留学生活2年目編



(平松弘子の健康ストレッチ(http://www.1ness.net/rensai/health_01.html)より)

風邪をひいたりして、体の節々が痛くなる時に、最近症状が顕著に表れるようになったのが腰である。座っている時間が長いので腰に負担がかかっているせいかもしれない。

以前もアラフォーからのハーバード留学生活編019:ぎっくり腰をトリガーポイントでなんとか。。でも書いたけれど、腰は最近のウィークポイントである。特に調子が悪い時、だるくて寝ていても腰が痛くなってくるので、どうしようもない。そしてアメリカだとなかなかマッサージも受けられず、湿布というものもないわけではないが手に入りにくいので、自分自身で対処法をみつけていくことが重要である(*)。

最近ちょっと体調を崩した時に腰痛に悩まされ、個人的に対処法をいくつか試したところ、次の3つが著効したので、備忘録がてらその方法を記録してみる(**)。

3つの方法とは、
1)腹這いエビそりストレッチ
2)足の坐骨神経のツボ押し
  承山、承間、承筋、委中、殷門、承扶+崑崙がおすすめ。
3)臀部の坐骨神経のツボ押し
  環跳(そしてその関連から風市)がおすすめ。
である。




(平松弘子の健康ストレッチ(http://www.1ness.net/rensai/health_01.html)より)

1)は上図のように、腹這いになって両手で両足を引っ張るというもの。やってみると意外とすっきりと腰の重みが取れます(***)。
大腿直筋のストレッチとセルフ整体というサイトもあるように、個人的には大腿四頭筋(太ももの前の部分の筋肉)をストレッチすることが効いていると思います。本当にぎっくり腰だとこのストレッチは無理ですが、私の場合慢性的に腰背部が重い感じがあるという腰痛で、まあ可能です。腰が悪い方には大腿四頭筋のストレッチを目標に、下図のようなストレッチでもよいかもしれません。



(イギアステーション大腿直筋のストレッチとセルフ整体(http://igia.jp/mm/26.htm)より)


2)足の坐骨神経のツボ押し



(自分でできる簡単ツボマッサージ 8(http://health.goo.ne.jp/column/fitness/f002/0073.html)より)

これは足つぼマッサージで有名なドクターフット(****)に行った時に、疲れをとるツボとして教えてもらったのですが、

私の場合一番疲れが出やすい場所は
承山
というツボで、これはふくらはぎの下端中央に当たり、押すと疲れているときはジンと下腿全体に痛みが放散するので、素人でも見つけやすいツボです。

このツボは坐骨神経痛、ぎっくり腰、冷え、むくみ予防、こむらがえり対策のツボで、ここを押してマッサージすると腰痛がすごく軽くなります。

今回はこのツボを中心に下腿の押して痛気持ちいいポイントを探ってマッサージすることにしました。
すると承間、承筋、委中、殷門、承扶というツボ(上図参照)にも痛みがあり、マッサージすると結構腰痛が軽くなります(マッサージには親指の他、もう一方の足でやるのも効果的です)。あと崑崙というツボもマッサージするとさらに効果的です。

これらのツボはどれも足太陽膀胱経という同じ系統に属しており、効能もぎっくり腰、こむら返り、むくみ、坐骨神経痛となっているようです。
解剖学的にいうと、坐骨神経の走行にそっており、坐骨神経の痛みというかその部分に何らかの疲れがてていることなんでしょう。それ以外にも中国医学的には+αがあるのかもしれません。

今回ちょっと腰が痛くて眠れなかったのが、寝床の中で自分で上の部位(特に承山、委中)をマッサージすると痛みが軽くなりそのうち寝入ってしまいました。

3)臀部の坐骨神経のツボ押し
あとつかれがたまりやすいのが臀部の筋肉。ここにもおすと痛いところがあり、調べてみると、環跳と呼ばれるツボであった。ここも腰痛のツボとして有名なようで、このポイントは、足の太陽膀胱経と少陽胆経の融合点にあたる点でもある。

ちなみにどうやらこれら二つのツボの経路と腰痛は密接に絡んでいるようであり(*****)、その関連として、小陽胆経の中の足のツボとして有名な風市は膝のツボとしても有名であるが、腰痛のツボとしても効果があり、ここも個人的にはグッドなポイントである。

2),3)のツボをマッサージすると腰痛治療としては割といい線行くのではないかと思っている(*****)。もし腰痛でお困りなら、自分自身で行うマッサージはそんなに副作用のあるものではないので、試して見られてはいかがだろうか?

(*)意外と東洋医学嫌いではありません。特に理論の複雑な割に運用はアバウトであるところとか(何となく当たるも八卦みたいな)。エビデンス云々は置いておいて、ここでは当人が楽になればという融通無碍なスタンスで行きます(笑)。

(**)海外のように、あくまでも専門医療機関になかなか書かれない状況を前提としています。セルフメディケーション的なアプローチとしては割といい線言っていると思いますが、腰痛は多彩な疾患でケースバイケースでもあるので、読者の方が試す場合は自己責任でお願いします。

(***)以前東京にいた時によく行っていたたなごごろ接骨院の施術を受けているうちに学んだのですが、あまり合理的な裏づけはないもの、自身の経験上は「動作痛の原因筋を推定する」サイトにあるように「腰痛の70%程はお腹側の筋を弛めることで解決します」って割とありうる気がします。適切なストレッチでだいぶ腰痛は楽になりますね。次は片こりについてもよさそうなストレッチ法を自分自身を題材に試してみたい。

(****)日本にいるときには大フアンでした。アメリカにもあるともっといいのだけれど。。

(*****)なお2)、3)で上げたツボをみていくと、足の太陽膀胱経と少陽胆経のツボということになる。これからすると、自分の腰痛は足の太陽膀胱経と少陽胆経のツボへのアプローチで、ある程度コントロールできるということだ。意外とこれを一般化して、腰痛は足のツボへのアプローチでコントロールできるのではないかと考えていたら、「腰下肢痛のトリガーポイントと経穴の共通点と相違点」と同様のことを考えている鍼灸師の方がいた。これ以上は西洋医学の人間がやるとだんだん怪しくなってくるので、本職に任せてと。。

ハーバード留学生活2年目編002:まずいPedialyteを子供に飲ませるコツ

2014-04-22 11:13:10 | ハーバード留学生活2年目編




ちょっと前に子供の学校でノロウィルスっぽい胃腸炎が流行りだした。ちょっと暖かくなってきていろんなところに出かける時期(*)、うちの子にうつらなければよいなと思っていた矢先、夜中に子供の嘔吐・下痢が始まった。

鑑別診断、#1ノロウィルス、#2ノロウィルス、#3ノロウィルスっといった感じであるが、結局のところ対処法は水分を取らせるしかない。

アメリカには日本でいうOS-1のような経口補液の製品としてPedialyteというのがあり、基本的には医者に行っても点滴はしてくれないので、結構有名で重宝されているようだ(**)。

しかしながら、これがまずくて(***)、子供が飲んでくれない。味付きのものもあるのだが、これもまずい。前に便秘でChildren's Hopspitalにお世話になっていた時に、これをCanada Dryのジンジャーエールでわったものを飲ませていた(炭酸大丈夫なのかと突っ込みたいが)のを思い出し、

PedeiaLyte:Canada Dry=1:1

でわったところ、これが意外とアクエリアスみたいな味になって美味である。子供に飲ませてみると、意外とすぱすぱ飲んでくれた。さすがChildren's Hopspital。いろいろと研究しているのかもしれない。

ちなみにChildren's Hopspitalでは

1)PedeiaLyte:Canada Dry=1:1
2)Popsicle(アイスキャンデー)
3)アップルジュース
4)クラッカー(もし水分摂取して、吐かなければ)

を与えていた。
この辺りは鉄板メニューの様です。
この時期いつ何時ノロに襲われるかもしれないので、PedeiaLyte+Canada Dryは常備品かもしれない(笑)。

後日談として、情けないことに私ももらってしまった。個人的には1)よりも3)でMinute Maidのアップルジュースが口に合いました。


(*)日本でもちょっと暖かくなってきた2月末に家族で、葛○臨海公園に行ってもらってきたことがあります。こんな時期の人ごみは注意!!

(**)アボットから出しているんですね。Wikipediaによると、It was invented by Dr. Gary Cohen of Swampscott, Massachusettsとか。ちなみに、Swampscottってうちのラボの前のテクニシャンが、都市設計の専門家に転身して赴任したところではないか。セーラムの近くのこじんまりとしたいい街だとか。意外と身近なところで見つけられというか親近感がありますね。

(***)ちょうど大腸ファイバーの前処置のニフレックみたいな味です。。というと誰も飲みたくなくなる気が。。