あなたにもできる!ハーバード留学!!~アラフォーからのボストン留学体験記

アラフォー研究者のボストン留学体験ブログ。
研究・生活・英語・ITを中心に留学ライフハックスをお教えします!

2番手の成功法則020:スピーチライター谷口智彦さんの英語力のヒント

2015-02-12 00:05:49 | 2番手の成功法則
この人を、2番手と呼ぶのが良いのかどうかわからないが、異色の経歴なので紹介してみる。安倍総理のスピーチライターとしても活躍されている谷口智彦さんだ。日経新聞の記者として活躍中に、フルブライト奨学金でプリンストン大学に留学、またその後海外特派員として活躍後アメリカブルッギングス研究所研究員として渡米。その後外務省報道官、内閣審議官として外交の広報、特に首脳のスピーチライターとして活躍する逸材だ。


このかたのインタビュー記事が英語力工場の心構えとして、参考になる。

ちょっと引用してみると、

 「34歳の時にアメリカのプリンストン大学へフルブライト奨学金をもらって留学しました。実はわたしの場合英語「開眼」はその時でして。それまでは自信がなくて、海外取材に出かけても通訳を雇ったりしていたんですよ。

でもその1年、会話やプレゼンもそうですが、英語の本を読む喜びを覚えましてね。そのうち、海外取材が自分にとっての比較優位と意識するようになり、特派員として3年間過ごしたロンドンでは、日本人というよりアジア人として初めて、外国特派員協会の会長に選ばれたりしました。」


このレベル目指したいものですね。英語の本を読む喜びを覚えたとありますが、これを思うと自分のインプットがまだまだ少ないのだなと思います。


もう一つ重要なのは英語での発信力ということでしょうか?これまた興味深い一文があるので上記サイトより引用してみます。

「サミットの取材に行ったり、ダボスのような国際会議に招かれたりしていたのですが、どこへ行っても、数ばかり多い日本人の中で手を挙げて発言する人、質問する人は滅多にいません。なんだか意地のようになって、私は「日本人ここにあり」ではないが、せっせと手を挙げていました。「日本の発信力」とかナントカ言うけれど、ジャーナリストだって世界へ出るとろくすっぽプレゼンスが見えやしないじゃないか、なんて、盛んに内心憤っていたものです。企業の人もそうですね。

 これは同胞として、見るに忍びなかったし、情けなかった。そのうちどこか自分の中で、「日本として言うべきことはきちんと言わなければならないし、そのためには自分で発信することを躊躇していては何も始まらない」という思いは、やがて確信になりました。」

確かにこれは気が付きます。日本人は結構いるにも関わらずプレゼンスが見えないって海外でも感じますね。自分もですが、発信力に関しては自分を強いるようにしないと気が付かされますね。

こういった発信力、特に英語での発信力があってこそ、今のスピーチライターとしての活躍があるのだなと思います。

この谷口さん、慶応大学でも教鞭をとられており、その教育方針が「政治と経済、歴史と現在、世界と日本を常に往復できる知的運動神経を培う。」とあります。これまた耳の痛い文句ですね。「歴史と現在、世界と日本を常に往復できる知的運動神経培う」なんて、是非実践したいものです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。