磨呂の写真館 (辰野邦次)

自然の風景と動物・野鳥の日記です

コハクチョウ(アメリカコハクチョウ)

2011年12月28日 07時33分31秒 | 野鳥 その他

コハクチョウ(アメリカコハクチョウ)  23.12.26~27 撮影 nikonD3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカコハクチョウの家族

分類 カモ目 カモ科
全長(翼開長) 115-150(180-225cm)
特徴: 雄

全身が白色である。頭から首は黄褐色に染まっているものも多くいる。本亜種の黄色の部分はコハクチョウに比べて小さいのが特徴である。変異があり、黄色部分とても小さい個体や全く無い個体も見られる。

特徴: 雌

雌雄同色。

特徴: 幼鳥(若鳥)

幼鳥は全体が褐色がかっていて、汚れた白色に見える。嘴の黄色部もピンク色を帯びている。

分布 全北区。ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の北極圏に繁殖分布し、冬は両大陸南部に点々と渡ってすごす。本亜種はアメリカ北部の亜種であり、日本には少数が渡来する。日本には本州から九州までの各地に、10月から翌年の4月に見られる。北海道のウトナイ湖や宮島沼、宮城県伊豆沼などでは毎年数個体が確認されている。それ以外にも北日本を中心に観察例が多い。近畿地方では湖北地方などでも見られることがある。
生息地 低地から山地にかけての、淡水域や汽水域などで越冬する。日中は水田や田畑に採餌に出かけているため、そのあたりで見られ、早朝や夕方頃には、河川の中洲や湖上で寝ている。繁殖地では、ツンドラ地帯の曲がりくねってゆっくり流れる河川や湖沼の多い湿地にすむ。
生態 繁殖期には縄張りをもって分散している。繁殖に成功したものは家族群を作って換羽地に一度渡る。これは、一度に多くの換羽を行うため安全な地を選んでいるといわれている。換羽が終了すると、越冬地まで旅立つ。冬の群れはいろいろな大きさになり、塒(ねぐら)では大群になるが家族は崩さない。冬の群れの中で、家族間の挨拶のディスプレイが見られる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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野鳥達 

2011年12月28日 05時27分26秒 | 野鳥 その他

野鳥達 23.12.26~27 nikonD3

大雪のスズメの群れ

採餌 イネ科、タデ科、キク科などの乾燥した種子を好む。チョウ・ガの成虫と幼虫、甲虫、バッタ、クモもよく食べる。雛には初め、大量の蝶や蛾の幼虫を与えるが、徐々に雑草の未熟種子をつぶして胚乳(はいにゅう)を与えるようになる。巣立ちした若鳥は群れをなして田んぼに飛来し、イネの胚乳を食べる。秋になると耕地に現れ、穀類に大害を与えるが、雑草の種子も多く食べ、繁殖期には昆虫類を食べる。
繁殖: 時期・夫婦 民家に近い所が多い。2~9月、年に数回繁殖する。一夫一妻である。
生態 番(つがい)の形成は3~4月頃。雄は巣の周りを防衛し、近くで雌を呼ぶ。雌が来ると追ったりする。繁殖期の行動圏は6km四方と大きいが、営巣地防衛としてはとても狭い。8~10月の日中は数百羽ぐらいで水田で過ごし、10月~3月頃まで郊外で過ごす。

 

 

 

 

 

 

 

ハクセキレイ

特徴: 雄

夏羽:頭頂から尾にかけて黒い。顔は白く、黒い過眼線がある。腮から上胸までは黒い。腹は白い。尾羽は黒色で、外側尾羽は白色。嘴と足は黒い。
冬羽:全体的に灰色味を帯びる。

特徴: 雌

夏羽:雄に比べると背中の色が薄く、灰色に見える。黒色部も薄い感じで、光沢が無い。胸の黒色部は小さい。
冬羽:全体的に灰色味を帯びる。

 

 

 

ホオジロ

特徴: 雌

雄より淡色で、耳羽と顎線が褐色で、眉斑は雄の様に白くなく褐色を帯びる。

特徴: 幼鳥(若鳥)

嘴の基部は黄色っぽく全体に淡い色。胸には縦斑が見える。

鳴き声 ツィ チョチョチョ ジュクジュクチーとさえずる。ツッチー ツッチーと地鳴きをする。チチチッと鳴く。
採餌 地上で採餌することが多い。雑草などの間を歩き草の種子などを食べる。イネ料、カヤツリグサ科、タデ科、キク科、マメ科などの種子が好物である。穂に止まって種子をつまみとり食べる。動物食も好み、特に雛の餌としてチョウ・ガ類の幼虫やバッタ類などである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪とモズ

採餌 昆虫やミミズはもとより、カエルやへビといった両生・爬虫類、鳥類、モグラやネズミなどの小哺乳類も食べる。冬季はハゼ、サンショウ、マサキなどの実を食べる。秋から冬にかけて捕えた獲物を、鉄条網や木の刺、小枝に串刺しにしておく早贄(はやにえ)の習性があることなどから、何を食べているのかが良く調べられている。捕食方法は4種類あると報告がある。①地上の昆虫に襲いかかる飛び下り型 ②土中のミミズや草むらの昆虫を捕らえるほじくり型 ③小鳥を捕らえる襲撃捕食型 ④トンボなどの空中を飛ぶ小昆虫を捕らえるフライングキャッチ型である。

 

 

 

 

サザンカの華とモズ

 

 

 

 

 


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