磨呂の写真館 (辰野邦次)

自然の風景と動物・野鳥の日記です

鯱 (シャチ)

2011年05月21日 07時24分34秒 | シャチ
鯱  (シャチ)
■シャチ12頭、流氷に挟まれる
2005.2.7
7日午前8時ごろ、北海道羅臼町役場に、知床半島の先端部近くの根室海峡に面した相泊漁港付近に、
流氷に挟まれて動けないシャチがいると連絡が入った。
役場職員が確認したところ、シャチ12頭が岸壁近くで流氷に挟まれていた。
役場職員らが同日朝から夕方にかけて救出を試みたが、作業は難航し、同日中の救出はできなかった。
うちの数頭はすでに死んだとみられる。
同町環境課によると、シャチは体長6~8メートルのオス1頭、4~6メートルのメスとみられる6頭、1~3メートルの子どもが5頭。
岸壁から4~20メートルの範囲で尾びれや背びれを氷上に出したままで挟まれていた。
時折、しおを吹いたり、尾びれを動かしたりしていたが、抜け出すことはなかった。
町役場では羅臼海上保安署に連絡し、巡視船が接近しようとしたが水深が浅く断念。
同漁港の漁船が氷を割ろうとしたが、流氷がすぐに海面をふさいだ。
また体長1メートルほどのシャチの尾びれにロープをかけ、8人くらいで引っ張ったが、びくともしなかったという。
「流氷は今朝、相泊に着岸した。流氷に追われて閉じこめられたのでは。
非常に珍しい」と羅臼海上保安署は話す。8日の作業は状況を見たうえで判断するという














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