ニッパツ三沢球技場(Bグラウンド)

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[J1第19節]横浜M1-2大宮

2006-08-23 | 観戦日記(マリノス)
敗、と言っていいでしょう。

やりたいことができなかった、なんていうレベルじゃない。
何がやりたいのかまったく伝わってこなかった。たぶん、選手たちもお互いに何がやりたいのか伝えられていないのでしょう。チームとして何がしたいのか、ピッチに立った11人は何がしたいのか。
それが、まったく伝わらない。

大宮は、拙いながらもやりたいことは伝わった。それが功を奏さなくても、愚直に貫いた。
みんなで懸命に守っては1トップにボールを集めてきた。リードしている時間帯は、ひたすらにピッチ上を転げまわって時間を稼いだ。

時間稼ぎばかりしていた大宮には罰が当たり、何もしていないのにPKを取られた。
プレーをしていなかった横浜にも罰が当たって、最後は負けた。

ただ、それだけ。

選手個々は懸命に走った。
でも、それだけ。

オシムが言う(とされる)「考えて走るサッカー」、そりゃ当然だという声も一部にはある。サッカーは考えて走るものだろう、と。
でも、そうではないサッカーはここにある。