春はゆっくり…

　例年なら桜がちらほらと咲き始める頃ですが、まだまだつぼみは堅く、今梅が盛りで甘酸っぱいいい香を放っていますね。　
　写真は近所にある河津桜です。　この一輪だけでなく、もっともっと花をつけていて今満開なのですが、で、そんな様子も撮ったのですが、この少し曇った空を背景にして撮った一輪が気に入ってアップしました。

　冬から春の移行時期って、ついつい歯を食いしばってしまう寒さを過ごした日々から少し解放される陽射しの暖かさに触れて、なんか色々思いを巡らすユトリが出て来るんですかね…。
　懸念と希望がないまぜになった想いと一緒に過ごす日が多い気がします。
　ま、またあれよあれよの間に多忙の波の中を泳ぐのに必死で、思考するユトリも無くなるんですけどね…。
　この写真を選んだのも、そんな狭間の「今」だからな気がします。　春が例年よりゆっくりなのも、そんな時間が取れたひとつの要因ですかね。それもまたいいこと…。　どんな日も大切な一日。丁寧に過ごしたいものです。