落葉松祭に行きました♪

　終日雨というあいにくのお天気になってしまいましたが、長男が通う大学の学祭に信州は伊那まで両親と行ってきました♪　
　高速バスの往復も、お昼もお土産もいただいといて言うのもなんですが、イイ歳になったっていうのに普段親孝行らしい親孝行も出来ない私にとって、両親を孫が通う大学に案内するのは、ささやかではありますが貴重な親孝行の機会で、これを決めた先月からとても楽しみにしていた日帰り小旅行でした。

　長男が所属する「さんぽ会」の出し物のパスタ屋さんでパスタで腹ごしらえをして学祭を廻り始めました。　広い広い農学部のキャンパスですが、そこに居る学生数はその広大なキャンパスに相反して少ないのか？大学の学祭にしては可愛らしい物でしたが、松茸ご飯やニジマスの薫製、きのこ汁、手打ち蕎麦やハーブティ、焼き芋など滋味豊かなものを味わえたり、大学が研究開発した苗の苺で作った美味しい苺ジャムや農産物を買うことが出来たり、演習林の樹々から作った木工品が買えるという、そういうものが好きな私や両親にとってはとても楽しい学祭(笑)。

　この日一番雨が強まった中披露された「和っしょい」のパフォーマンスはカッコ良かったし♪　写真などの展示も素敵だったし、虫料理食べ放題？のお店など、そうそう他の大学では見ることができない出店が「スゴかった」ですね(笑)。ちゃんとね、虫料理のレシピ本があるんですよ…！
　そこでは父が「ちょっともらっていい？」と蚕のさなぎのお醤油炒めたのみたいなのを美味しそうに食べ、あんまり美味しそうに食べるので手を出しそうになりましたが(汗)さすがは戦時中信州に疎開してたという経験値を持つ父です(笑)。　当時のより美味い♪と言ってました(笑)。

　学祭のことをざっと書きましたが、紅葉した樹々がいっぱいの広いキャンパスに初めて身をおいてみて、お友達としゃべる楽しげな長男を見て、こんなに素敵な場所で充実した暮らしをしているんだなと感じることが出来たのが何より嬉しかったですね。
　「農学部フォトコンテスト」に出展していた長男の写真の中のひとつに、広大な牧場の道を歩く友人達を写したものがあり「ありがとう、そしてこれからも」というタイトルをつけていました。
　昨年の学祭の後の様子だそうですが、仲間達への愛情を感じる一枚で、すごく嬉しかったですね…。　
　私に大切な友人達が居てくれる様に、長男もかけがえのない仲間達に囲まれている…。親としてこれほどの喜びと安心感は無いのでは？と思いました。
　早めの夕方、11月にしては暖かい雨の中、とても幸せな気持でキャンパスを後にしました。