マリの水彩画とグルメ

MARINE blog 水彩画家・家庭料理研究家のMariがつづるルポと日記
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南欧グルメ旅のお土産

2007-09-18 11:19:04 | グルメ
 6月に、父が46年半勤め上げた会社を退職しました。本当に長い間、濃く忙しい毎日を過ごし家族を支えてくれました。そんな父を支え、私達子供はもちろん、舅、姑とも本当に仲良く楽しく過ごし、最期を看取った母の功績も、同じ立場にある私はただ尊敬するばかりです。
 その労いというか、これまで頑張ったご褒美にと、両親が先日10日間の南欧の旅に行きました。

 食いしん坊の両親らしく、選んだツアーはスペイン、フランス、イタリアを巡る南欧グルメの旅(笑)。バルセロナのパエーリャ、本場フランスのカスレというお豆の煮込みなど、毎食美味しいお料理をいただくのはもちろん、トリノ郊外にあるスローフードの聖地を訪れたり、プロヴァンスのレストランで料理講習会を受けたり、畑やオリーブオイルの工場見学、そして食材豊富な各地での市場で買い物と、その食いしん坊向けの内容はハンパではありませんでした(笑)。
 
 で、写真のようにずらっと並んだお土産の数々!同じく食いしん坊の我が家へと、これだけ買ってきてくれました。

 バルセロナで購入したチョリソーや血のソーセージ「モルシージャ」、イベリコ豚の生ハム、日本ではあまり見ることのない大粒のアーモンドやピスタチオ。そんなピスタチオを砕いてチョコがけにしたお菓子。
 アクサン・プロヴァンスやニースの市場ではプロヴァンス料理に欠かせないハーブブレンド「エルブ・ド・プロヴァンス」やサフラン、乾燥エシャロット、ドライトマトに乾燥ポルチーニ茸、山羊のものすごく熟成されたチーズ、ベルベイユのハーブティーパック、ラベンダーの砂糖がけ、アーモンドの香り高いカリソンなど甘いお菓子。
 デボーという街で濃い濃いキャラメル、ミラノでグラッパと、選び方にさすがというか見事というか、もう感心するしかない「技」を感じます。食いしん坊の、年期の入り方が違いますね(汗)。

 その合間に父は4時間半というDVDを撮り、700枚以上の写真を撮り、同行されたみなさんとひたすら食べ物の話しに興じる…。
 両親はもちろん、その叔母様方の健啖ぶりとあくなき食への感心の持たれ方を見ると、私の食いしん坊なんてまだまだだなと、小さくなるばかりです…(汗)。

 週末実家に帰り、母が買ってきた材料で用意してくれた南欧料理を食べ、ワインやグラッパを飲みながらDVD鑑賞して、私達も南欧気分を堪能してきました。

 お土産についての詳細は、少しずつマリングルメにアップします。お土産で作った料理もアップする予定です。どうぞご覧くださいませ。


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20 コメント

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バクバクものです! (ひなきち)
2007-09-18 15:20:52
お父様、お疲れ様でした。
お父様が会社にいらっしゃらなくなると、社の方々も寂しいでしょうね。
お母様も、本当にご苦労様でした。
ウルトラマリンさんのご両親は、私の憧れです♪

あのご両親の南欧旅行だなんて、想像するだけで心臓バクバクです。
ピンポイントで美味しいところを(食べ物も観光も)網羅しつくしているんだろうなぁ。
ものすごく濃そうです!
お土産の詳細のアップも楽しみにしています♪
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スーパー食いしん坊(笑)。 (マリ)
2007-09-18 16:56:18
ひなきちさん
ありがとうございます。
ひなきちさんがくださったコメントは父も読むはず。
長い付き合いのひなきちさんにそのように言っていただければ、とても喜んでくれると思います。

それにしても、観ているだけでお腹がギューギュー空いてくる、そしていっぱいになるものすごい旅でした(笑)。
詳細の第一弾はアップしましたので、よろしかったらご覧くださいませ♪
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お疲れ様でした。 (ひなた。)
2007-09-18 18:10:06
お父様、おつかれさまでした.
そして、すごくいいご旅行ですね~
すてきなご夫婦ですね~♪あこがれます。

このおいしそうな食材は、またまりさんちで、
おいしそうな料理になるんでしょうね♪
自分の口にはいらなくてもなんか、わくわくします(笑

お父様は、これからも、
楽しい食いしん坊人生が続きそうですね。(失礼かな?
お父様の活躍も
また日記で読めるのを楽しみにしてます~
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土産話しもたくさんあったでしょうか。 (FUKI)
2007-09-18 18:28:42
私も若いころフランスとギリシャへは行ったことがありますが、フランスでは何を食べても美味しいし空気すらシャレていると思ったのを覚えています。数あるお土産の中でもイべりコブタやヤギのチーズなどは興味深く魅力的ですね。私の口に入らないのがザンネ~ンです。
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Unknown (ニワコヤ・F)
2007-09-18 19:48:32
むきゃ~~~ぁっっっっ!!!!!
このように老後を(いやいや、真理さんのご両親はまだまだ現役ですがっ)楽しむには、どのやうに人生を勤めればよいのでしょうかっ!
このやうに自分にご褒美できるように、日々真面目に精進しよう。という気にさせられましたっす!
なんだか楽しくなってきちゃったな~。
え~、真理さんのご両親様、全くもって僭越ながら、仙川ニワコヤからも、「お勤めご苦労様でした」とご挨拶させていただきます。またひとつ人生の指針が増えました。
さ~て、とりあえずがんばって明日のお菓子でも焼くぞ~。
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グルメ旅 (朗子)
2007-09-18 20:00:18
さすが、先生のご両親!!
グルメなラテン系の国に行くのは正解でございます。
生活を楽しむお国柄のところばかりです。

間違っても、ゲルマン系(プロテスタント系)の国には行きそうもないですね。お二方は。
だって、芋ばっかりでまずいもの。とってもストイックだもの、特に食生活。

たくさんお土産を買ってきたようですが、やっぱり宅急便?
なんか、瓶ものばかりで、トランク重量、20KG軽くオーバーしそうなのですが。

お父様は向こうでは、ズットカメラ小僧をやっていたようですね。だって4時間30分ってすごっ!!
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くいしん坊!万才 (エイ)
2007-09-18 20:06:09
”食いしん坊の両親らしく・・”
マリさんがいままでいかにご両親を信頼してきたか、個展会場で
お会いしたご両親が、なぜあれほど魅力的だったのか・・
この言葉に全てが凝縮されてる気がします。(なんて勝手な思い...orz)

太古の昔から「食」は基本。
恐竜をモチーフに絵を描く事も大好きな者にとってここが必ず基本になります。
(話しが脱線しそう...ここはいつか機会をあらためて...あるいは自分のHPで。)

あくまでも個人的にですが、食の楽しみを追求出来る方は必ずや
魅力的な進歩を経てきているのだろうと常々考えてきました。
会場でご両親に初めてお会いした時、何と生き生き素敵な笑顔をお持ちの方々なんだろう・・と
その考えは確信に・・・

”食”を題材に絵を描く”素敵な大人の女性”に成長したマリさんを
理解するに十分な距離とその理由をいただきました☆

お父さまは壁面いっぱいのお菓子の絵をまるでご自分の子供のように目を細めながらご覧になり、決して出しゃばらぬ位置で来場者に紹介し、額の調整やプレートを自ら貼付けしたり・・
お母さまは、常に一歩下がったスタンスで、そんなご主人の振る舞いをごく自然に手助けされていたのを憶えています。
お仕事上でも、また実生活でもいつも前向きに「食」と対面してこられたからなのでしょうね。
謙虚さを含むその話し方に、”濁り”は微塵もありませんでした。

長い間お勤めお疲れさまでした。
家庭を守り続けたお母さまも、どうぞごゆっくりお休み下さい。

”食いしん坊の両親らしく・・”
愛情あふれるこの表現.....ボクはとっても好きです。
どうか皆様いつまでも仲良しで☆
(長文大変失礼...しかも今回の南欧ツアーに触れてないし)..(汗
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美味しい生活(笑) (マリ)
2007-09-18 20:10:08
ひなたさん
ありがとです。
そんな風に言っていただき、両親も喜んでいると思います♪
もらった食材で、私も頑張って美味しい物を作ろうと思います。
というか、ハーブなんて本当に美味しそうな香りが漂い、たいしたこととしなくても、美味しいお料理ができあがりそうです(笑)。
美味しいものを食べつつも体にも留意し、今後も健康で、まさに「美味しい生活」を続けてもらいたいなと思っています。
はい、父登場の機会は、今後増えると思います(笑)。
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知らなかった美味しいもの。 (マリ)
2007-09-18 20:15:25
FUKIさん
私はヨーロッパに行ったことがないので、FUKIさんが羨ましいです。
日本はおそらくグルメ大国であろうと思われるくらい、各国の美味しい食材を手に入れることができますが、今回のお土産で、まだまだ入ってきていない美味しいものがあるのだなと思いました。
申し訳ないけれど、イベリコ豚の生ハムと山羊の熟成チーズは美味しゅうございました♪
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私も頑張る! (マリ)
2007-09-18 20:40:33
ニワコヤ・Fさん
お祝いのお言葉ありがとです♪
Fさんにそう言われると、私も本当に嬉しいです。
お祝いにニワコヤさんに両親を招待しなくちゃですね。
自分の親なのにこんなこというのもナンですが、二人がやってきたこと、今現在の生き方は、本当に感心するのです。
なのにね、会っていただいたからおわかりいただけると思いますが、すごく人なつっこい(って親に言うか?笑)というか、親しみやすい二人なのです。
大変なことを越えてきているのに、楽しげに年を重ねているのを見ると、私も頑張らなくちゃなって思います。
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