memory of caprice

浮世離れしたTOKYO女子の浮世の覚書。
気まぐれ更新。

銀座あけぼの 生杏

2016-06-24 05:31:10 | グルメ
2016年6月23日の「オトコの別腹」

柳家花緑さんのおすすめ。

亡くなった祖父の五代目柳家小さんが好きだったお菓子です。幼い頃、食事が終わると大切そうに缶の箱を出してきましてね。
その中に必ずこの「生杏」が入っていました。で、僕にも「食うか?」と。宝物を分けてもらったような感じがして、嬉しかったなぁ。
そんなことを思い出しながら、今もつい買ってしまいます。

杏のドライフルーツですが、ここまで大きいものは珍しい。かみ応えがあって、口の中に自然な甘酸っぱさが広がります。
素朴で主張し過ぎない味だから、お茶、珈琲、ワイン、どんなシチュエーションにも合いますね。

仕事柄、お客様からお菓子を頂く機会も多く、自宅にお菓子専用の棚があります。
お茶にしようとその棚を物色していて、この「生杏」を見つけると気分が上がる。
僕にとっても宝物のようなお菓子です。

◆銀座本店
中央区銀座5-7-19 ☎03・3571・3540
134グラム1404円
10時から21時(日祝は20時まで)
大手百貨店やインターネットでも販売。

花緑さんといえば、わたくしにとってはベジャールバレエ団の小林十市さんの弟さんなのですよね。
濃いベジャールダンサーの中にあっての十市さんのひらりとした軽快さと飄々とした味わいが好きでした。


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