人生、消去法
世捨て人のつぶやき




「ロビンスと彼の同僚たちは創造的芸術療法に対して広範囲にわたる貢献をなし、そしてクライエントの精神分析的治療の美的次元について詳細に論じたが、これは治療においてシゾイドであるような人たちにとって特に有望な側面である」(p.237)
・・・これって結構重症の人に対するものなんじゃないのかな。普通にはあまり聞かないし。

(セラピストと患者が一種の情緒的な繭をつくということに関して)「患者はほとんど毎回の面接で豊かな洞察をあらわすにもかかわらず、社会的機能を得るにはいたらず、誰もデートに誘ったことがなく、性的関係も改善されず、創造的な計画に乗り出してもいないということにセラピストが気づくまでに、相当長い時間が過ぎ去ってしまっていることがある」(p.237)
・・・繭は作ってないように思うけど、「誰もデートに誘ったことがなく、性的関係も改善されず、創造的な計画に乗り出してもいない」ってのはあたってるなー(笑)。笑ってる場合じゃないんだが。ま、創造的計画自体はしてるんだけどいざとなると何もできなくなるという、悪循環で。どうなることやら。やれやれ(村上春樹風)

「シゾイドの人はしばしば自らを隔離して、自分のファンタジー生活における主要な問題について考え、さらに反芻しながら、非常に長い時間を過ごす」(p.240)
・・・これはまぁ、そうなんだろうな。考えずにはいられないというか。もう、ファンタジーの方がメインになっているということなのかも。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする


« 読書メモ(『... 記事一覧画像一覧読者一覧フォトチャンネル一覧 読書メモ(『... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。